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- お店のブランド力ってどう構築するの?
- よく聞く自社ブランドって何?
このような質問を頂きましたので、この記事では「EC物販におけるブランド」について4800字以上で書いてみました!
僕自身ネットショップ運営をゼロから始めて2022年9月で丁度4年たち、通算売上1億2千万円達成してきた経験があるので、
この記事を読めば
- ブランドとは何か?について分かる
- ECモール物販における「ブランド」全般について分かる
と現在ブランデングで悩んでいる人の役に立つはず!!
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目次
ブランド力とは何か?
そもそも「ブランド力」とは何でしょうか?
説明できますか?
僕なりの解釈としては「価格や機能で競争しない力(ちから)」です。
要するに「意味」を販売しているものが、いわゆる「ブランド力」であると考えています。
「ブランド=高く売れる」というイメージがありますが、内容を深堀していくとイメージ通りではあります。
ルイヴィトンを例に考えてみよう!
例えば、ルイヴィトンを例に考えてみます。
僕自身の経験で、学生時代の彼女に誕生日プレゼントとして「ヴィトンの財布」をプレゼントしたことがあります。
価格は10万円程で、機能的にみれば(原価計算)恐らく1万円程度でしょう。
ただ、ここには「+9万円分」の意味が含まれています。
となりのイオンで「全く同じ品質と機能で、そっくりなデザイン」の財布が売られていても、恐らくヴィトンを選ぶでしょう。
なぜならそこには以下のような意味が含まれているからです。
頑張って働いた給料で「高価」なものを買う。
相手はヴィトンが高価なものだと「認識」しているので、「値段を言わなくても」一目で「頑張って働いた1ヶ月分の給料を使ってまでプレゼントしてくれた」と分かる。(そこまでしてくれたの!!)
自分自身も「こんなに高価なものをプレゼントした」という満足感を得られる。
要するに、ヴィトンの財布を渡すだけで「1ヶ月分の労力(バイト代)を全て使ってくれた!!」と「一瞬」で分かるのが、当時の僕が10万円を使った「意味(価値)」になります。
高価なものをプレゼントする=愛情が大きい
という、以下にも学生らしい「愛情表現」ですが、そこはスルーでお願いします(笑)
ポイントは「一瞬」で分かるです。
財布を渡して、
- この財布ってどこの財布?
- この財布いくらくらいするんだろ?
と思われてしまっては、「意味」がありません。
- みんながヴィトンを知っている
- みんながヴィトンの財布の相場を知っている
- 中にはパチモン(偽物)を買ってまで使っている人もいる
ことが重要なのです。
え~!ヴィトンの財布買ったの~?
いや、彼氏に貰ったんだ!!
え~!でも高いよね~?
高いと思う!ヴィトンの財布だもんね~
彼氏さんに大切にされてるんだね~!
と、一瞬でこのような会話ができてしまいます。
要するに、「ヴィトンの相場を、とても多くの人が認知している」のが「意味」であり、ヴィトンのブランド力です。
以下のトップブランドたちも同じような意味を持ちます。
- ロレックス
- メルセデスベンツ
- アップル製品
- ディズニーランド
これらのブランドが提供する意味は
お金持ちだと思われたい!(承認欲求、ステータス)
いつかベンツに乗りたい!(憧れ、ロマン、夢)
アップルの価値観に共感する!(共感、ファン)
ディズニーの世界観が好き!(共感、ファン)
この選択に「価格」や「機能」の競合は存在しません。
数万円、数百万円安く、機能も同じで、デザインも似ている無名の車が隣にあっても、皆ベンツを選びます。
入場料が高く、グッズの価格が高くても、さらに高くなってもディズニーはいつも混雑するでしょう。
まとめると、僕自身が思う「ブランド」の条件は
- とても多くの人が(特定の専門分野界隈のみでも可)、共通のイメージを認識している
- 価格の設定が、原価計算や競合比較で決めない
ことであると考えます。
ECモールで販売している僕らのにブランディングは必要?
ECモールで販売する僕らに「ブランディング」は必要なのか?
できるのか?
僕個人の意見としては、「必要ない(できない)」です。
そもそも、なぜ僕らはECモールで販売しているのか?
それは「集客力がない」または、ECモールの集客力に頼りたいからです。
要するに、最初から「大量に販売して利益を得るモデル」で商売をしています。
上記のブランド条件をイメージしてもらえば分かる通り、ブランドは「大量に販売しなくてもいいモデル」です。
分かりやすく言えば、広告費の使い方が
ECモールの店舗:商品を「売る」ために広告費を使う
ブランド:ブランドの「認知」を広げるために広告費を使う
要するにブランドは
「販売」ではなく「認知」にお金を使う。ブランドイメージの構築にお金を使う。
↓
大量に販売しない。大量に作らない。
↓
手に入りづらい
↓
みんなが知っていて、みんなが欲しいのに、手に入らない
↓
価値が上がる(意味が生まれる)
↓
高値で売れる
と、僕らと「同じ物販業」に見えて、全く構造が違います。
なので、
ECモールで店舗を始める
↓
上手くいき、大量販売して利益を出す
↓
利益を上げたいから、お店のブランディングなんかを勉強する
↓
なにをやっても上手くいかない。分からない
↓
そもそも構造が全く違うことに気づいていない
というような「罠」に自ら陥ってしまう人が少なからずともいるのかな~と思っています。
まとめると以下のようになります。
ECモール
- ECモールの店舗:商品を「売る」ために広告費を使う
- 多くの人に届けて、利益を得るモデル
- 需要に沿ったものを販売する
ブランド
- ブランドの「認知」を広げるために広告費を使う
- 多くの人に認知を広げた上で、価値を上げる
- 需要を無視して、価値観を0から提案(創造)する
ブランドは、よく聞くユダヤ人が話に近いかな?
一番初めにダイヤモンドを見つけた時、まず最初に「大半のダイヤモンドを海の底に沈めた(手に入りづらくした)」って話し!
自社ブランドは結局「ただの自社製品」
それでは、よく物販界隈で聞く「自社ブランド(プライベートブランド)」とはなにか?
それは
小売業者が自社で企画し、OEMなどで作ってもらうこと。中には既製品に自社のロゴを付けるだけのものもある。
になります。
結局これは、Amazonブランドの「相乗り対策」で普及した仕組み?なのかなと…
いくら自社オリジナル製品を作っても
- 価格や機能で比較される(値段を合わせないと売れない)
- 原価計算で商品価格を決めている
ようでは、「全くブランディングに成功していない、ただの自社製品」です。
ただ、自社で独自の製品を販売することを「プライベートブランド」「自社ブランド」と言うらしいので、ブランドと自社製品がごっちゃになっている…
なので、
自社のブランディングは何かされていますか??
ブランド力を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?
というような質問を頂くのかな?と思います。
オリジナル製品を販売して、1万円で販売していても、競合他社が類似品を少し安値で販売して売れなくなったら、そもそも「ブランドになってない」よね!ってこと。
自社でオリジナル商品を作って売れれば「ブランド構築完了!」なんて簡単なものじゃないのかな?と思います。
ブランディングはどうすればいいのか?
今の時代、中国輸入であろうと国内メーカー取引であろうと、安くて良い商品が簡単に仕入れられます。
販売価格が2.000~3.000円以下でも「高品質、高性能」なのは当たり前で、そこから「翌日届くか?」「保証はあるか?」「ポイントはつくか?」「レビューはどうか?」で選別される時代です。
要するに、機能や価格では「差別化」ができない時代なのです。
まあ、こんなこと言わなくても、皆さんお気づきだとは思いますが…
なので、100円~数十円を値下げすることでしか「策」がない=自社をブランディングするしかない!
ということで、皆口を揃えて「今の時代はブランディングが重要」「自社のブランドを持ちましょう」なんていう発信をよく見るのかな~と…
ただ、僕の意見としては「ブランドなんか作れない!」です。
これは、個人でネットショップを経営している人前提ね!
ブランドは、長年その分野のプロフェッショナル達が
考えて、考えて、考えた上で
何年も、何年も、何年もかけて
積み上げてきた信頼が「ブランド」です。
僕はドラクエを20年以上プレイしてきました
ゼルダの伝説を25年プレイしてきました
毎回毎回、新作が出る度に「ワクワク」させられ、20年以上もの間「期待を裏切られた」ことはありません
なので、発売が決まると、即予約します。
発売後に「評判をみてから~」なんてことはしません。
「中古になって値下げしてから」なんてこともしません。
むしろ、この2つのシリーズには「長く面白いものを作ってもらいたい」ので、お金を積極的に落します。
ブランドは、多少物販で上手くいった人たちが、本やTwitterの情報商材を読んだくらいでできるものじゃないと思っています。
そもそも、ブランドがそんなに簡単に作れるなら、日本経済はこんなに沈んでいないでしょう。
「僕たち、素人ができるようなものではない。」ということを理解した上で、戦略や計画を立てていくのがいいと思います。
GUが「本革のブーツ」を5,000円以下で販売しました。僕も本革のイタリアンレザー財布を1,000円以下で仕入れたこともあります。
誰でも安くて良い商品が作れてしまうようになったことが、ここ数年でお客様(ユーザー)側に、色んな意味でバレてしまった。
このことが、中価格帯のブランドが全く通用しなくなってきてる要因なのかなと思います。
いかに、ちょっとだけ贔屓(ひいき)してもらうか?
なので、僕の店舗としては、健全な運営を続けて「信頼」を蓄積していく。
そのうえで、お客様にいかに喜んで貰えるか?お店を気に入って貰えるか?を考えて運営しています。
この記事で、「ECモール販売におけるブランディング」を勉強しに来た方にとっては「あくびの出る内容」でしょう。
ただ、いかに「ちょっとだけ贔屓(ひいき)」して貰えるか?が本当に重要だと思っています。
僕の店舗では、他社より数百円高くても、入荷を待って「(店舗名)さんで購入したいので、入荷いつですか?」と聞いて来てくれるお客様もいます。
なぜ地元の老舗が潰れないのか?
それは、地元住民の方たちから「贔屓(ひいき)」されているからです。
大将の人柄が魅力的だからです。
なので、僕は「競合をリサーチする」「他社の値段を調べる」「売れている商品を真似する」ことをあまりしていないということです。
この3つは良く質問くるので…
どうやって競合リサーチしてますか?的な
「競合をリサーチする」「他社の値段を調べる」「売れている商品を真似する」
これは全部「視点が競合(ライバル)」に向いています。
僕自身は、お客様に視点を向けて、向き合う。
結果、贔屓してもらえるようなお店になれると信じて、信頼を積み上げていくことに労力を使っています。
ルーティン動画を見てくださった方はご存じかと思いますが、僕のお店では徹底的に検品し、商品を綺麗にして出荷しています。
全部、目視で手作業です。
批判的なコメントでは、
「はっきり言って効率が悪い」
「自動化できていないのか」
「バイトにやらせればいいのに」
「梱包からは何も生まれないよ」
と言われたい放題(笑)
正直、強がりでもなんでもなく
今すぐに全て外注して、RSLに直送し自動化可能です。
僕と妻は毎日暇人になります。
評価は多少下がるでしょうが、それでもまあ売れるでしょう。
でも、それでは大多数の店舗と「同じ」です。
僕は贔屓してもらえるよう信頼を積み上げることに労力を使っています。
皆がやりたくないようなことを、進んでやっています。
いかに早く最短ルートで、いかに効率良く、手っ取り早く、苦労せずに楽をして販売する。
でも、それは全て自分のことを考えてます。
自分の会社のことだけを考えてます。
しかし、そんな「軽い」考えから「成長」は得られるのか?と疑問に思ってしまいます。
変化の激しい時代、成長しなければ淘汰されます。
自分のことばかり考えていたら、YouTubeもブログもこんなにたくさんの方に見て頂けなかったでしょう。
僕自身も現在徐々に外注に移行していますが、業務を外注する際の視点はいつも
お客様のためになっているか?
お客様にとって価値があることなのか?
と考えて行動しています。
1~2年スパンで考えるなら「全て自動化」が正解かもしれません。
ただ、5年~スパンで考えるなら??
そのような「実験」を日々手探りで試しています。
投資家として有名なウォーレン・バフェット氏の名言でこんな言葉があります。
「ゆっくりと金持ちになりたい人はいないよ」
10年~20年の長期スパンでどちらがより多くの「利益」が残せるか?
それを「コンパス」として、僕は仕事をしています。
まとめ
今回は「EC物販におけるブランド力とは?」という内容を解説しました。
「別にハイブランド目指してない…」と思われたかもしれませんが、現在はハイブランドor安くて高品質の2極化が進んでいます。
「中価格帯のブランドが淘汰されてきている」ということを踏まえて記事を書きました。
ブランドが正解で「ECモール販売」が悪い!ってことではありません。
どちらも、世の中には必要不可欠です。
ただ、ECモール販売をしていて「あまり成果が出ない→ブランディングが必要だ!」という人に向けて、一度「本当にそっちの道でいいのか?」と考えを整理するきっかけになればと思い、書きました。
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※間違えて公式サイトで登録した場合、対象とはなりませんのでご注意ください。
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- 内容・ジャンルは僕が取り組んでいるもの全般(物販系)
- その他、最近インプットした内容(本など)を記事にまとめています
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