- お店のブランド力ってどう構築するの?
- よく聞く自社ブランドって何?
このような質問を頂きましたので、この記事では「EC物販におけるブランド」について4800字以上で書いてみました!
僕自身ネットショップ運営をゼロから始めて8年目、累計売上3億円を突破してきた経験があるので、
この記事を読めば
- ブランドとは何か?について分かる
- ECモール物販における「ブランド」全般について分かる
と現在ブランディングで悩んでいる人の役に立つはず!!

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先に、この記事の結論を置いておきます。
この記事の結論
- ブランド力とは「価格や機能で競争しない力」=意味を売る力
- ECモールで売る僕らに、従来型のブランディングは必要ない(できない)。そもそも商売の構造が別物
- 僕らが積み上げるべきなのは、「ちょっとだけ贔屓してもらえるお店」になる信頼のほう
- ブランドは「作るもの」ではなく、選ばれ続けた結果「そう呼ばれるもの」
「せっかく勉強しに来たのに、必要ないってどういうこと?」と思った方にこそ読んでほしい内容です。順番に説明します。
ブランド力とは何か?
そもそも「ブランド力」とは何でしょうか?
説明できますか?
僕なりの解釈としては「価格や機能で競争しない力(ちから)」です。
要するに「意味」を販売しているものが、いわゆる「ブランド力」であると考えています。
「ブランド=高く売れる」というイメージがありますが、内容を深堀していくとイメージ通りではあります。

ルイヴィトンを例に考えてみよう!
例えば、ルイヴィトンを例に考えてみます。
僕自身の経験で、学生時代の彼女に誕生日プレゼントとして「ヴィトンの財布」をプレゼントしたことがあります。
価格は10万円程で、機能的にみれば(原価計算)恐らく1万円程度でしょう。
ただ、ここには「+9万円分」の意味が含まれています。
となりのイオンで「全く同じ品質と機能で、そっくりなデザイン」の財布が売られていても、恐らくヴィトンを選ぶでしょう。
なぜならそこには以下のような意味が含まれているからです。
頑張って働いた給料で「高価」なものを買う。
相手はヴィトンが高価なものだと「認識」しているので、「値段を言わなくても」一目で「頑張って働いた1ヶ月分の給料を使ってまでプレゼントしてくれた」と分かる。(そこまでしてくれたの!!)
自分自身も「こんなに高価なものをプレゼントした」という満足感を得られる。

要するに、ヴィトンの財布を渡すだけで「1ヶ月分の労力(バイト代)を全て使ってくれた!!」と「一瞬」で分かるのが、当時の僕が10万円を使った「意味(価値)」になります。
高価なものをプレゼントする=愛情が大きい
という、いかにも学生らしい「愛情表現」ですが、そこはスルーでお願いします(笑)
ポイントは「一瞬」で分かるです。
財布を渡して、
- この財布ってどこの財布?
- この財布いくらくらいするんだろ?
と思われてしまっては、「意味」がありません。
- みんながヴィトンを知っている
- みんながヴィトンの財布の相場を知っている
- 中にはパチモン(偽物)を買ってまで使っている人もいる
ことが重要なのです。
え~!ヴィトンの財布買ったの~?
いや、彼氏に貰ったんだ!!
え~!でも高いよね~?
高いと思う!ヴィトンの財布だもんね~
彼氏さんに大切にされてるんだね~!
と、一瞬でこのような会話ができてしまいます。

要するに、「ヴィトンの相場を、とても多くの人が認知している」のが「意味」であり、ヴィトンのブランド力です。
以下のトップブランドたちも同じような意味を持ちます。
- ロレックス
- メルセデスベンツ
- アップル製品
- ディズニーランド
これらのブランドが提供する意味は
- お金持ちだと思われたい!(承認欲求、ステータス)
- いつかベンツに乗りたい!(憧れ、ロマン、夢)
- アップルの価値観に共感する!(共感、ファン)
- ディズニーの世界観が好き!(共感、ファン)
この選択に「価格」や「機能」の競合は存在しません。
数万円、数百万円安く、機能も同じで、デザインも似ている無名の車が隣にあっても、皆ベンツを選びます。
入場料が高く、グッズの価格が高くても、さらに高くなってもディズニーはいつも混雑するでしょう。
まとめると、僕自身が思う「ブランド」の条件は
- とても多くの人が(特定の専門分野界隈のみでも可)、共通のイメージを認識している
- 価格の設定が、原価計算や競合比較で決めない
ことであると考えます。

ちなみに、このブランドの力に「乗せてもらって」販売する売り方もあります。それが並行輸入です。
ルイ・ヴィトンが何十年も積み上げた広告投資に「乗せてもらう」構造の話は、この記事で詳しく書いたよ!
ECモールで販売している僕らにブランディングは必要?
ECモールで販売する僕らに「ブランディング」は必要なのか?
できるのか?
僕個人の意見としては、「必要ない(できない)」です。

そもそも、なぜ僕らはECモールで販売しているのか?
それは「集客力がない」または、ECモールの集客力に頼りたいからです。
要するに、最初から「大量に販売して利益を得るモデル」で商売をしています。
上記のブランド条件をイメージしてもらえば分かる通り、ブランドは「大量に販売しなくてもいいモデル」です。
分かりやすく言えば、広告費の使い方が
- ECモールの店舗
商品を「売る」ために広告費を使う - ブランド
ブランドの「認知」を広げるために広告費を使う
要するにブランドは
ブランドイメージの構築にお金を使う。
大量に作らない。
と、僕らと「同じ物販業」に見えて、全く構造が違います。

なので、
というような「罠」に自ら陥ってしまう人が少なからずともいるのかな~と思っています。

まとめると以下のようになります。
ECモール
- ECモールの店舗:商品を「売る」ために広告費を使う
- 多くの人に届けて、利益を得るモデル
- 需要に沿ったものを販売する
ブランド
- ブランドの「認知」を広げるために広告費を使う
- 多くの人に認知を広げた上で、価値を上げる
- 需要を無視して、価値観を0から提案(創造)する
ブランドは、よく聞くユダヤ人の話に近いかな?
一番初めにダイヤモンドを見つけた時、まず最初に「大半のダイヤモンドを海の底に沈めた(手に入りづらくした)」って話し!

自社ブランドは結局「ただの自社製品」
それでは、よく物販界隈で聞く「自社ブランド(プライベートブランド)」とはなにか?
それは
小売業者が自社で企画し、OEMなどで作ってもらうこと。中には既製品に自社のロゴを付けるだけのものもある。
になります。
結局これは、Amazonブランドの「相乗り対策」で普及した仕組み?なのかなと…
いくら自社オリジナル製品を作っても
- 価格や機能で比較される(値段を合わせないと売れない)
- 原価計算で商品価格を決めている
ようでは、「全くブランディングに成功していない、ただの自社製品」です。
ただ、自社で独自の製品を販売することを「プライベートブランド」「自社ブランド」と言うらしいので、ブランドと自社製品がごっちゃになっている…
なので、
自社のブランディングは何かされていますか??
ブランド力を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?
というような質問を頂くのかな?と思います。
オリジナル製品を販売して、1万円で販売していても、競合他社が類似品を少し安値で販売して売れなくなったら、そもそも「ブランドになってない」よね!ってこと。
自社でオリジナル商品を作って売れれば「ブランド構築完了!」なんて簡単なものじゃないのかな?と思います。
ブランディングはどうすればいいのか?
今の時代、中国輸入であろうと国内メーカー取引であろうと、安くて良い商品が簡単に仕入れられます。
販売価格が2,000~3,000円以下でも「高品質、高性能」なのは当たり前で、そこから「翌日届くか?」「保証はあるか?」「ポイントはつくか?」「レビューはどうか?」で選別される時代です。
要するに、機能や価格では「差別化」ができない時代なのです。
まあ、こんなこと言わなくても、皆さんお気づきだとは思いますが…
なので、100円~数十円を値下げすることでしか「策」がない=自社をブランディングするしかない!
ということで、皆口を揃えて「今の時代はブランディングが重要」「自社のブランドを持ちましょう」なんていう発信をよく見るのかな~と…
ただ、僕の意見としては「ブランドなんか作れない!」です。
これは、個人でネットショップを経営している人前提ね!

ブランドは、長年その分野のプロフェッショナル達が
考えて、考えて、考えた上で
何年も、何年も、何年もかけて
積み上げてきた信頼が「ブランド」です。
僕はドラクエを20年以上プレイしてきました
ゼルダの伝説を25年プレイしてきました
毎回毎回、新作が出る度に「ワクワク」させられ、20年以上もの間「期待を裏切られた」ことはありません
なので、発売が決まると、即予約します。
発売後に「評判をみてから~」なんてことはしません。
「中古になって値下げしてから」なんてこともしません。
むしろ、この2つのシリーズには「長く面白いものを作ってもらいたい」ので、お金を積極的に落とします。
ブランドは、多少物販で上手くいった人たちが、本やTwitterの情報商材を読んだくらいでできるものじゃないと思っています。
そもそも、ブランドがそんなに簡単に作れるなら、日本経済はこんなに沈んでいないでしょう。
「僕たち、素人ができるようなものではない。」ということを理解した上で、戦略や計画を立てていくのがいいと思います。

GUが「本革のブーツ」を5,000円以下で販売しました。僕も本革のイタリアンレザー財布を1,000円以下で仕入れたこともあります。
誰でも安くて良い商品が作れてしまうようになったことが、ここ数年でお客様(ユーザー)側に、色んな意味でバレてしまった。
このことが、中価格帯のブランドが全く通用しなくなってきてる要因なのかなと思います。
いかに、ちょっとだけ贔屓(ひいき)してもらうか?
なので、僕の店舗としては、健全な運営を続けて「信頼」を蓄積していく。
そのうえで、お客様にいかに喜んで貰えるか?お店を気に入って貰えるか?を考えて運営しています。
この記事で、「ECモール販売におけるブランディング」を勉強しに来た方にとっては「あくびの出る内容」でしょう。
ただ、いかに「ちょっとだけ贔屓(ひいき)」して貰えるか?が本当に重要だと思っています。

僕の店舗では、他社より数百円高くても、入荷を待って「(店舗名)さんで購入したいので、入荷いつですか?」と聞いて来てくれるお客様もいます。
なぜ地元の老舗が潰れないのか?
それは、地元住民の方たちから「贔屓(ひいき)」されているからです。
大将の人柄が魅力的だからです。
なので、僕は「競合をリサーチする」「他社の値段を調べる」「売れている商品を真似する」ことをあまりしていないということです。
この3つは良く質問くるので…
どうやって競合リサーチしてますか?的な
「競合をリサーチする」「他社の値段を調べる」「売れている商品を真似する」
これは全部「視点が競合(ライバル)」に向いています。
僕自身は、お客様に視点を向けて、向き合う。
結果、贔屓してもらえるようなお店になれると信じて、信頼を積み上げていくことに労力を使っています。
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全部、目視で手作業です。
批判的なコメントでは、
「はっきり言って効率が悪い」
「自動化できていないのか」
「バイトにやらせればいいのに」
「梱包からは何も生まれないよ」
と言われたい放題(笑)
正直、強がりでもなんでもなく
今すぐに全て外注して、RSLに直送し自動化可能です。
僕と妻は毎日暇人になります。
評価は多少下がるでしょうが、それでもまあ売れるでしょう。
でも、それでは大多数の店舗と「同じ」です。
僕は贔屓してもらえるよう信頼を積み上げることに労力を使っています。
皆がやりたくないようなことを、進んでやっています。
いかに早く最短ルートで、いかに効率良く、手っ取り早く、苦労せずに楽をして販売する。
でも、それは全て自分のことを考えてます。
自分の会社のことだけを考えてます。
しかし、そんな「軽い」考えから「成長」は得られるのか?と疑問に思ってしまいます。
変化の激しい時代、成長しなければ淘汰されます。
自分のことばかり考えていたら、YouTubeもブログもこんなにたくさんの方に見て頂けなかったでしょう。
僕自身も現在徐々に外注に移行していますが、業務を外注する際の視点はいつも
お客様のためになっているか?
お客様にとって価値があることなのか?
と考えて行動しています。
1~2年スパンで考えるなら「全て自動化」が正解かもしれません。
ただ、5年~スパンで考えるなら??
そのような「実験」を日々手探りで試しています。
投資家として有名なウォーレン・バフェット氏の名言でこんな言葉があります。
「ゆっくりと金持ちになりたい人はいないよ」
10年~20年の長期スパンでどちらがより多くの「利益」が残せるか?
それを「コンパス」として、僕は仕事をしています。

正直に言うと、僕は「ブランド」がよく分かっていません
ここまで「ブランドなんか作れない」と書いてきましたが、それだけだと突き放して終わってしまうので、ここからは「じゃあ僕らは何を作ればいいのか」を書きます。
……と言いたいところなのですが、先に白状します。
僕は、ブランド力というものが、いまだによく分かっていません。
物販のセミナーでも、物販で稼いでいる人の発信でも、みんな「ブランド力が大事です」「自社ブランドを作りましょう」と言います。でも抽象度が高すぎて、何をすればいいのか分からない。
ひねくれた見方だと自分でも思うのですが、「うまいことやって高く売って利益を取りましょう」と言われているようにしか聞こえないことがあります。本を読んでも、正直よく分かりませんでした。
分かったふりをして定義を作ることもできるんですけど、それだと嘘になっちゃうので。分からないところから書きます
楽天で勝ち残っている店を見ていて、思うこと
その代わり、8年やってきて観察できたことはあります。
楽天で認知されている店を見ていると、ブランド力があるというより、機能と価格が優れている店が勝ち残っている、ように見えるんです。
品質が良くて、価格が市場の中で妥当で、対応が早い。それが結果として「あそこの店はいい」と言われている。ブランド力という別の何かが働いているようには、あまり見えません。
参考にした動画です。ブランディングの効果がどこまで確認されているのかを、研究の話を交えて掘り下げていて面白かったので、興味のある方はぜひ。
ゆる学徒カフェ「ブランディングは存在しない。#107」【失敗談】おしゃれにしたら、見られなくなりました
僕も一度、いわゆる「ブランディングっぽいこと」をやってみたことがあります。結果は全部だめだったので、そのまま書きます。

やったこと
- ロゴを作り直した
- トップページの世界観を統一した
- SNSも含めて、同じトーンにそろえた
めちゃくちゃおしゃれっぽい、ブランドっぽいページになりました。自分でも「いい感じになったな」と思っていました。
起きたこと
全然、見られなくなりました。SNSも含めて。
いま振り返れば当然です。もともとあったロゴが変わってしまったので、たとえばインスタのストーリーも「いつもの店だ」と認識されなくなる。クリックされなくなるのは、そりゃそうだよな、と。
結局、全部元に戻しました
軸を「おしゃれ」から「わかりやすい」に戻して、作り直しました。削った情報も、全部書き戻しました。
おしゃれにするというのは、情報を削ることだった
やってみて気づいたのは、これです。
ハイブランドのサイトや、iPhoneの製品ページを見てください。細かい仕様がびっしり書かれてはいません。余白があって、写真が大きくて、言葉が少ない。おしゃれというのは、そういうことです。
一方で、楽天の商品ページは「ごちゃごちゃしている」とよく言われます。でも、それは裏を返せば必要なことが全部書いてある、ということでもあるんです。
| ハイブランドのサイト | 楽天の商品ページ | |
|---|---|---|
| 情報量 | 削る(余白で世界観を作る) | 盛る(サイズ・素材・納期・保証…) |
| 目的 | 意味を伝える | 判断材料をそろえる |
| 「ごちゃごちゃ」の正体 | —— | 買う前に知りたいことが揃っている状態 |
モールのページで情報を削るって、お客さんから判断材料を取り上げてるのと同じだったんですよね
同じ「ブランディング」でも、戦う場所で真逆になります
この失敗で学んだのは、僕がやろうとしたのは「別の場所で戦う人のやり方」だったということです。

| 自社EC(Shopifyなど) | 楽天市場などのモール | |
|---|---|---|
| 集客のしかた | 自分でSNS・広告を回す | モールの中で比較されて選ばれる |
| お客さんの状態 | その世界観に惹かれて来ている | 他店と並べて見比べている |
| 効くもの | 世界観の統一・余白 | 分かりやすさ・情報量 |
| おしゃれにすると | 効くことがある | 選ばれなくなることがある |
自分でSNSや広告を回して、世界観に共感してくれた人に買ってもらう。これは正しいブランド戦略です。Shopifyなどで自社ECをやるなら、こちらでしょう。
でも楽天は、すでに他店と並べて見比べられている場所です。そこで情報を削ったら、比較の土俵から降りることになります。
それでも「効果がある」と確認されている部分はあります
ブランディングを全部否定したいわけではありません。調べてみると、効果があるとされている部分は、はっきりしています。
それは「思い出してもらえるかどうか」です。
マーケティングの研究ではメンタル・アベイラビリティ(買うときに思い出される確率)と呼ばれている考え方です。難しい話ではなくて、買おうと思った瞬間に頭に浮かぶかどうか、という話です。
僕の失敗も、これで説明がつきます
ロゴを変えて見られなくなったのは、思い出してもらう手がかりを、自分で消してしまったからです。「かっこよくなかったから」ではありません。
大企業でも、同じ失敗をしています
有名な例が、オレンジジュースのトロピカーナです。

パッケージを洗練されたデザインに刷新
売上が20%減。約3,000万ドルの損失
元のデザインに戻した(刷新費用は総額5,000万ドル超)
変えたのは、長年使ってきた「オレンジにストローが刺さった絵」でした。デザインとしては洗練されたのに、お客さんが棚で見つけられなくなった。
世界的な企業がこれをやってるんだから、僕が失敗したのも仕方ないな、とちょっと救われました
「認知されているな」と感じたのは、この2つでした
では、うちの店が多少なりとも認知されてきたなと感じたのは、どういう瞬間だったのか。振り返ると、2つだけでした。

- 指名検索が増えた——商品名ではなく、店名で検索して来てくれる
- 「あなたのお店で買いたい」と言われる——「他の店でも売っているけれど」という問い合わせが来る
そのために、何か特別なことをしたわけではありません
やっていたのは、これだけです。
- 対応を丁寧にする
- 検品をきちんとやる
- 同梱物を工夫する
- そういう総合的な、地味な積み重ね
お気づきかもしれませんが、この中にブランディング施策と呼べるものは、ひとつもありません。
インスタも、ブランド作りのつもりではありませんでした
1年ほどインスタをやっていましたが、あれは少しでも集客を増やしたかっただけで、必死にやっていただけです。
正直に書くと、8年間、ブランドというものを意識したことは一度もありません。だからこそ、みんながブランドブランドと言うのを見て「なんでなんだろうな」とずっと思っていました。
「自社ブランドを作れば強くなる」は、順番が逆です
ここまで書いてきて、僕なりの結論が出ました。
「自社ブランドを作れば強くなる」と思っている方に伝えたいのは、目的と手段が逆になっていませんか、ということです。

本当の目的は、ブランドではないはずです
ブランドを作りたい人の本当の目的は、たぶんこうです。
- 売上を上げたい
- 利益を増やしたい
- お客様に贔屓されたい・選ばれたい
だとしたら、順番はこうなるはずなんです。
お客様に選ばれるようなことをやっていった結果、ブランドと呼ばれるようになる。
最初に「ブランドを作る」から入るのは、手段が目的になってしまっている状態だと思います。
念のため:自社商品を作ること自体は否定していません
誤解のないように書いておくと、OEMなどで自社の商品を作ること自体を否定しているわけではありません。僕自身、サンプルまで作ったことがありますし、挑戦する人は応援したいです。
否定しているのは、「ブランドを作れば強くなる」という因果の向きだけです。商品を作るなら「選ばれる理由を1つ増やすため」であって、「ブランドになるため」ではないと思っています。
まとめ
今回は「EC物販におけるブランド力とは?」という内容を解説しました。
「別にハイブランド目指してない…」と思われたかもしれませんが、現在はハイブランドor安くて高品質の2極化が進んでいます。
「中価格帯のブランドが淘汰されてきている」ということを踏まえて記事を書きました。
ブランドが正解で「ECモール販売」が悪い!ってことではありません。
どちらも、世の中には必要不可欠です。
ただ、ECモール販売をしていて「あまり成果が出ない→ブランディングが必要だ!」という人に向けて、一度「本当にそっちの道でいいのか?」と考えを整理するきっかけになればと思い、書きました。
そして2026年8月に、後半を書き足しました。おしゃれにして失敗した話と、ブランドは作るものではなく呼ばれるものだという結論です。当時よりは、少しだけ言葉にできたと思います。
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これからネットショップを始める人の参考になれば嬉しいです
ながら聞きで参考になれば嬉しいです。
この記事を書いた人

ラクマート認定講師:TAKAHIRO
- 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
- 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
- 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
- 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
- 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
- 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
- 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
- 楽天市場は出店8年目。2025年度は年商6,000万円、累計売上3億円を突破
- ラクマートでの累計仕入れは6,000万円以上。最上位のV10会員
- 紹介したラクマート利用者は1,400人以上。中国の工場・船便倉庫と1688本社も現地視察ずみ









