皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!
商品名は、楽天でいちばん触られる場所です。それなのに、何が正解なのかがいちばん分かりにくい。
楽天には商品名登録ガイドラインがあります。ただ、あれを読んでそのとおりに付けると、たぶん売れません。
この記事では、守らないといけないルールと、従わなくていい推奨を分けて整理します。ここが混ざっているせいで、みんな迷っていると思っています。
この記事でわかること
- 商品名ガイドラインは違反点数の対象ではないという位置づけ
- 使用可能文字と、先頭に入れる【 】の注意文言
- 販促文言と関連キーワードはキャッチコピー欄へ
- 並び順は自ジャンルのランキング上位から取る
- 商品名は全角127文字まで入る
商品名のガイドラインは、違反点数の対象ではない
最初に、位置づけの話をします。ここを知らないまま読むと、ガイドラインが絶対のルールに見えてしまうからです。
楽天の商品名登録ガイドラインには、沿わない場合でも違反点数制度の対象にはならないと、はっきり書かれています。
そのかわり、遵守した商品は楽天市場内での露出が向上する可能性がある、という書き方です。
これを知ると、力の入れどころが変わります。全部を等しく守る必要はなくて、守るべきところだけを守ればいいわけですね。
「推奨」と「ルール」が混ざっている
ややこしいのは、同じガイドラインの中に2種類のものが入っていることです。
- 推奨=ジャンル毎の基本体系(要素の並び順)
- ルール=使用可能文字、【 】の注意文言、キャッチコピー欄との使い分け
後者は、守らないと登録が通らないことがあったり、別のガイドライン違反になったりします。中古品や医薬品の表記がそうですね。
この記事も、この2つを分けて書いていきます。
守らないといけない「ルール」のほう
まずはルールから。ここは議論の余地がありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使わない文字 | 特殊文字、機種依存文字、「★」「◇」など意味を持たない文字 |
| 英数字・記号 | 半角で入力する |
| 区切り | 各要素は半角スペースで区切る |
昔の楽天でよく見た「★送料無料★」のような装飾は、今は入れないほうがいい書き方です。
理由は2つあります。ひとつは見る環境によって文字化けすること。もうひとつは、検索の側から見るとノイズでしかないことです。
SKUをまとめている商品の書き方
複数のSKUを1ページにまとめている場合、SKUによって変わる要素は個別に書かないのがルールです。
色が8色あるなら、8色ぶんを商品名に並べるのではなく、「全8色」「黒/グレー/紺」「S-XL」のような書き方にします。
SKUのまとめ方そのものにも別のガイドラインがあります。そちらは「楽天のSKUのまとめ方」という記事で書きました。
商品名の先頭に【 】で入れる注意文言

ここも推奨ではなくルールの側です。買い手の誤購入に直結するので、楽天も厳しく見ています。
該当する商品は、商品名の先頭に【 】で囲んで表記します。複数あるときは、それぞれに【 】を付けて並べます。
商品名に書くだけでは足りない
ここが、いちばん抜けやすいところです。
注意文言は商品名・商品属性・製品コードの3点セットで完成します。商品名に【中古】と書いただけで終わっている商品は、けっこうあります。
- 中古 → 商品属性の「状態」「中古状態」+製品コード
- 並行輸入品 → 商品属性の「販売形態(並行輸入品)」+製品コード
- 訳あり・再生品・展示品 → 商品属性の「販売形態(訳あり)」+製品コード
- レンタル品 → レンタル品タグ+製品コード
製品コード、つまりカタログIDについては「楽天のカタログIDとは」という記事で詳しく書いています。
販促文言と関連キーワードは、キャッチコピー欄へ

ここは、多くの店が商品名に詰め込んでいるところです。
楽天のルールでは、販促文言と検索ヒット用の関連キーワードは商品名に入れないことになっています。入れる場所はキャッチコピー欄です。
| 商品名に入れない | 具体例 |
|---|---|
| 販促文言 | 雑誌掲載商品、○○賞受賞 |
| 言い換えキーワード | スマホケース スマホカバー スマートフォンケース |
| 使い方の関連ワード | UV対策 UVケア 紫外線対策 紫外線カット |
ここで大事なのは、キャッチコピー欄も楽天内検索の対象だということです。
つまり、キーワードを捨てていません。置き場所を分けているだけです。キャッチコピー欄は全角87文字ぶん入りますから、そこそこ書けます。
商品名を短くしろ、という話ではないんです。商品名は商品を特定するために使って、言い換えワードはキャッチコピー欄。役割が違うだけですね。
例外はシーズナル特集
ひとつだけ、関連キーワードを商品名に入れるケースがあります。楽天のシーズナル特集です。
対象期間のあいだは、指定されたキーワードを商品名にそのまま入れるよう決められています。表記も指定どおりに、正確に書きます。
| 特集 | キーワード | 対象期間 |
|---|---|---|
| おせち特集 | おせち | 8月中旬〜12月 |
| 初売り・福袋特集 | 初売 または 福袋 | 12月下旬〜1月中旬 |
| バレンタイン特集 | バレンタイン | 1月〜2月 |
| ホワイトデー特集 | ホワイトデー | 2月〜3月 |
| 母の日特集 | 母の日 | 3月〜5月 |
| 父の日特集 | 父の日 | 4月〜6月 |
| お中元・夏ギフト特集 | お中元 または 夏ギフト | 6月〜8月 |
| 敬老の日特集 | 敬老の日 | 8月〜9月 |
| お歳暮・冬ギフト特集 | お歳暮 または 冬ギフト | 10月〜12月 |
| クリスマス特集 | クリスマス | 11月〜12月 |
見てほしいのはおせちの8月中旬です。ギフト系は、思っているよりずっと早く動きます。
ジャンル毎の基本体系は、そのまま使わない
ここからが本題です。そして、楽天の公式ガイドラインに正面から反対する話になります。
ガイドラインには、ジャンルごとの基本体系が載っています。たとえば靴ならブランド名_商品名称_対象性別_シーズン_仕様_色_サイズ_型番という並びです。
正直に言うと、これをそのまま使うのはやめたほうがいいです。
なぜ使わないほうがいいのか
基本体系は、登録が通るための最低ラインです。「情報が過不足なく含まれている状態」を定義しているだけで、売れる並び順ではありません。
売れる並び順は、そのジャンルで実際に勝っている商品名の中にあります。
ジャンルごとに作法もあります。冒頭に鍵括弧で訴求を置くのが当たり前になっているジャンルもあれば、型番を先頭に持ってくるジャンルもある。これはガイドラインには書いてありません。

自ジャンルのランキング上位10〜20を見る
やることはシンプルです。自分のジャンルIDのランキング、その上位10〜20を開いて、商品名を書き出します。
並べてみると、だいたい同じ型をしていることに気づきます。そこが、そのジャンルでの正解に近い形です。
- 先頭に何を置いているか
- 要素の並び順
- どんな記号を、どこで使っているか
- 何文字くらいで書いているか
ジャンルIDの調べ方は「楽天のジャンルIDの調べ方」という記事にまとめました。自分の商品がどのジャンルにいるかが分からないと、この作業は始められません。
全角127文字。半分で止めていないか

最後に、文字数の話です。これは自分の店で、いちばん効いたことでもあります。
楽天の商品名は全角127文字まで入ります。かなり長いです。
ところが実際には、60〜70文字で止まっている商品がとても多い。入る枠の半分ちょっとしか使っていない状態です。
伸びが止まったときにやったこと
僕自身、開店から3〜4か月で伸びが止まった時期がありました。そのとき最初に手を入れたのは広告ではなく商品ページです。
やったことは3つだけでした。
- 商品名を60〜70文字から100〜110文字に増やした
- 商品説明欄にもキーワードを入れた
- キーワードは思いつきではなく楽天の検索から丁寧に拾ってきた
結果、アクセスが2倍になった商品がありました。特別なテクニックは何もしていません。入れられる枠を、埋めきっていなかっただけです。
ただし、長ければいいわけではない
ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。
スマホの検索結果で表示されるのは、冒頭19文字前後です。127文字書いても、人の目に入るのは最初のひとかたまりだけです。
商品名の使い分け
- 冒頭19文字は人向け。ここで何の商品かを伝える
- 残りは検索向け。拾ってほしい言葉を入れる
- 関連キーワードの羅列はキャッチコピー欄
さいごに
この記事のまとめ
- 商品名ガイドラインは違反点数の対象ではない。位置づけは推奨
- ただし使用可能文字と【 】の注意文言はルール。守る
- 注意文言は商品名・商品属性・製品コードの3点セット
- 販促文言と言い換えワードはキャッチコピー欄へ。あちらも検索対象
- シーズナル特集だけは期間中に商品名へ入れる
- 並び順は基本体系ではなく自ジャンルのランキング上位10〜20
- 商品名は全角127文字。冒頭19文字は人向け、残りは検索向け
商品名は、一度決めたらそのまま何年も放置されがちです。僕もそうでした。
でも、いちばん安く手を入れられる場所でもあります。お金はかかりませんし、直したその日から検索に反映されていきます。
まずは自分の売れ筋商品を1つ開いて、商品名が何文字かを数えてみてください。半分しか使っていなかったら、そこが伸びしろです。
楽天で儲からないと感じている理由については、こちらの記事でも書いています。
キーワードの見つけ方と、検索順位まわりの話はこちらに書いています。
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この記事を書いた人

ラクマート認定講師:TAKAHIRO
- 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
- 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
- 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
- 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
- 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
- 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
- 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
- 楽天市場は出店8年目。2025年度は年商6,000万円、累計売上3億円を突破
- ラクマートでの累計仕入れは6,000万円以上。最上位のV10会員
- 紹介したラクマート利用者は1,400人以上。中国の工場・船便倉庫と1688本社も現地視察ずみ
ふだんは、こんな発信をしています
ここまで読んでいただきありがとうございました。ブログ以外だと、だいたいこのあたりにいます。
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