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楽天の商品名の付け方|基本体系はそのまま使わない。全角127文字の使いきり方

60.楽天の商品名の付け方

この記事を書いた人:TAKAHIRO|楽天市場出店8年目・年商6,000万円|ラクマート史上初の認定講師7人の1人

皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!

商品名は、楽天でいちばん触られる場所です。それなのに、何が正解なのかがいちばん分かりにくい。

楽天には商品名登録ガイドラインがあります。ただ、あれを読んでそのとおりに付けると、たぶん売れません

この記事では、守らないといけないルールと、従わなくていい推奨を分けて整理します。ここが混ざっているせいで、みんな迷っていると思っています。

この記事でわかること

  • 商品名ガイドラインは違反点数の対象ではないという位置づけ
  • 使用可能文字と、先頭に入れる【 】の注意文言
  • 販促文言と関連キーワードはキャッチコピー欄
  • 並び順は自ジャンルのランキング上位から取る
  • 商品名は全角127文字まで入る

商品名のガイドラインは、違反点数の対象ではない

最初に、位置づけの話をします。ここを知らないまま読むと、ガイドラインが絶対のルールに見えてしまうからです。

楽天の商品名登録ガイドラインには、沿わない場合でも違反点数制度の対象にはならないと、はっきり書かれています。

そのかわり、遵守した商品は楽天市場内での露出が向上する可能性がある、という書き方です。

まとめると、守らなくても罰はない。守ってもご褒美は「可能性」。これが商品名ガイドラインの立ち位置です。

これを知ると、力の入れどころが変わります。全部を等しく守る必要はなくて、守るべきところだけを守ればいいわけですね。

「推奨」と「ルール」が混ざっている

ややこしいのは、同じガイドラインの中に2種類のものが入っていることです。

  • 推奨=ジャンル毎の基本体系(要素の並び順)
  • ルール=使用可能文字、【 】の注意文言、キャッチコピー欄との使い分け

後者は、守らないと登録が通らないことがあったり、別のガイドライン違反になったりします。中古品や医薬品の表記がそうですね。

この記事も、この2つを分けて書いていきます。

守らないといけない「ルール」のほう

まずはルールから。ここは議論の余地がありません。

項目内容
使わない文字特殊文字、機種依存文字、「★」「◇」など意味を持たない文字
英数字・記号半角で入力する
区切り各要素は半角スペースで区切る

昔の楽天でよく見た「★送料無料★」のような装飾は、今は入れないほうがいい書き方です。

理由は2つあります。ひとつは見る環境によって文字化けすること。もうひとつは、検索の側から見るとノイズでしかないことです。

記号で目立たせたい気持ちはわかります。ただ、検索結果に並んだときに効いているのは記号ではなく冒頭の言葉のほうです。

SKUをまとめている商品の書き方

複数のSKUを1ページにまとめている場合、SKUによって変わる要素は個別に書かないのがルールです。

色が8色あるなら、8色ぶんを商品名に並べるのではなく、「全8色」「黒/グレー/紺」「S-XL」のような書き方にします。

SKUのまとめ方そのものにも別のガイドラインがあります。そちらは「楽天のSKUのまとめ方」という記事で書きました。

商品名の先頭に【 】で入れる注意文言

商品名の先頭に入れる注意文言

ここも推奨ではなくルールの側です。買い手の誤購入に直結するので、楽天も厳しく見ています。

該当する商品は、商品名の先頭に【 】で囲んで表記します。複数あるときは、それぞれに【 】を付けて並べます。

登録例はこんな形です。【並行輸入品】【訳あり】 Casio G-SHOCK G-100-2B ネイビー。2つの注意文言が、それぞれ別の【 】に入っていますね。

商品名に書くだけでは足りない

ここが、いちばん抜けやすいところです。

注意文言は商品名・商品属性・製品コードの3点セットで完成します。商品名に【中古】と書いただけで終わっている商品は、けっこうあります。

  • 中古 → 商品属性の「状態」「中古状態」+製品コード
  • 並行輸入品 → 商品属性の「販売形態(並行輸入品)」+製品コード
  • 訳あり・再生品・展示品 → 商品属性の「販売形態(訳あり)」+製品コード
  • レンタル品 → レンタル品タグ+製品コード

製品コード、つまりカタログIDについては「楽天のカタログIDとは」という記事で詳しく書いています。

医薬品だけは特別です。ほかの注意文言があっても、医薬品の指定文言を必ず先頭に置きます。

販促文言と関連キーワードは、キャッチコピー欄へ

商品名に入れるものとキャッチコピー欄に入れるもの

ここは、多くの店が商品名に詰め込んでいるところです。

楽天のルールでは、販促文言と検索ヒット用の関連キーワードは商品名に入れないことになっています。入れる場所はキャッチコピー欄です。

商品名に入れない具体例
販促文言雑誌掲載商品、○○賞受賞
言い換えキーワードスマホケース スマホカバー スマートフォンケース
使い方の関連ワードUV対策 UVケア 紫外線対策 紫外線カット

ここで大事なのは、キャッチコピー欄も楽天内検索の対象だということです。

つまり、キーワードを捨てていません。置き場所を分けているだけです。キャッチコピー欄は全角87文字ぶん入りますから、そこそこ書けます。

TAKAHIRO

商品名を短くしろ、という話ではないんです。商品名は商品を特定するために使って、言い換えワードはキャッチコピー欄。役割が違うだけですね。

例外はシーズナル特集

ひとつだけ、関連キーワードを商品名に入れるケースがあります。楽天のシーズナル特集です。

対象期間のあいだは、指定されたキーワードを商品名にそのまま入れるよう決められています。表記も指定どおりに、正確に書きます。

特集キーワード対象期間
おせち特集おせち8月中旬〜12月
初売り・福袋特集初売 または 福袋12月下旬〜1月中旬
バレンタイン特集バレンタイン1月〜2月
ホワイトデー特集ホワイトデー2月〜3月
母の日特集母の日3月〜5月
父の日特集父の日4月〜6月
お中元・夏ギフト特集お中元 または 夏ギフト6月〜8月
敬老の日特集敬老の日8月〜9月
お歳暮・冬ギフト特集お歳暮 または 冬ギフト10月〜12月
クリスマス特集クリスマス11月〜12月

見てほしいのはおせちの8月中旬です。ギフト系は、思っているよりずっと早く動きます

期間が終わったら外すのもセットです。入れっぱなしにしている商品を、季節の変わり目に一度探してみてください。

ジャンル毎の基本体系は、そのまま使わない

ここからが本題です。そして、楽天の公式ガイドラインに正面から反対する話になります。

ガイドラインには、ジャンルごとの基本体系が載っています。たとえば靴ならブランド名_商品名称_対象性別_シーズン_仕様_色_サイズ_型番という並びです。

正直に言うと、これをそのまま使うのはやめたほうがいいです

なぜ使わないほうがいいのか

基本体系は、登録が通るための最低ラインです。「情報が過不足なく含まれている状態」を定義しているだけで、売れる並び順ではありません

売れる並び順は、そのジャンルで実際に勝っている商品名の中にあります。

ジャンルごとに作法もあります。冒頭に鍵括弧で訴求を置くのが当たり前になっているジャンルもあれば、型番を先頭に持ってくるジャンルもある。これはガイドラインには書いてありません。

売れる商品名の並び順を決める手順

自ジャンルのランキング上位10〜20を見る

やることはシンプルです。自分のジャンルIDのランキング、その上位10〜20を開いて、商品名を書き出します。

並べてみると、だいたい同じ型をしていることに気づきます。そこが、そのジャンルでの正解に近い形です。

  • 先頭に何を置いているか
  • 要素の並び順
  • どんな記号を、どこで使っているか
  • 何文字くらいで書いているか

これはルールを破れという話ではありません。使用可能文字も注意文言も守ったうえで、並び順と要素の選び方だけを変えるという話です。

ジャンルIDの調べ方は「楽天のジャンルIDの調べ方」という記事にまとめました。自分の商品がどのジャンルにいるかが分からないと、この作業は始められません。

全角127文字。半分で止めていないか

楽天の商品名に入る文字数

最後に、文字数の話です。これは自分の店で、いちばん効いたことでもあります。

楽天の商品名は全角127文字まで入ります。かなり長いです。

ところが実際には、60〜70文字で止まっている商品がとても多い。入る枠の半分ちょっとしか使っていない状態です。

伸びが止まったときにやったこと

僕自身、開店から3〜4か月で伸びが止まった時期がありました。そのとき最初に手を入れたのは広告ではなく商品ページです。

やったことは3つだけでした。

  • 商品名を60〜70文字から100〜110文字に増やした
  • 商品説明欄にもキーワードを入れた
  • キーワードは思いつきではなく楽天の検索から丁寧に拾ってきた

結果、アクセスが2倍になった商品がありました。特別なテクニックは何もしていません。入れられる枠を、埋めきっていなかっただけです。

直ったのは転換率ではなくアクセスでした。入口が増えたから伸びた、という順番です。

ただし、長ければいいわけではない

ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。

スマホの検索結果で表示されるのは、冒頭19文字前後です。127文字書いても、人の目に入るのは最初のひとかたまりだけです。

商品名の使い分け

  • 冒頭19文字は人向け。ここで何の商品かを伝える
  • 残りは検索向け。拾ってほしい言葉を入れる
  • 関連キーワードの羅列はキャッチコピー欄

商品名を伸ばすときは、商品説明欄も同時に見るのがおすすめです。片方だけ直すと、もう片方で取りこぼします。

さいごに

この記事のまとめ

  • 商品名ガイドラインは違反点数の対象ではない。位置づけは推奨
  • ただし使用可能文字と【 】の注意文言はルール。守る
  • 注意文言は商品名・商品属性・製品コードの3点セット
  • 販促文言と言い換えワードはキャッチコピー欄へ。あちらも検索対象
  • シーズナル特集だけは期間中に商品名へ入れる
  • 並び順は基本体系ではなく自ジャンルのランキング上位10〜20
  • 商品名は全角127文字。冒頭19文字は人向け、残りは検索向け

商品名は、一度決めたらそのまま何年も放置されがちです。僕もそうでした。

でも、いちばん安く手を入れられる場所でもあります。お金はかかりませんし、直したその日から検索に反映されていきます。

まずは自分の売れ筋商品を1つ開いて、商品名が何文字かを数えてみてください。半分しか使っていなかったら、そこが伸びしろです。

楽天で儲からないと感じている理由については、こちらの記事でも書いています。

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この記事を書いた人

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ラクマート認定講師:TAKAHIRO

  • 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
  • 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
  • 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
  • 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
  • 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
  • 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
  • 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
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TAKAHIRO
自宅で妻と2人ネットショップを経営8年目 ・27歳まで社畜 ・現在の年商6000万 ・受賞歴:楽天市場月間優良ショップ ・通算売上4億円突破 ・好きなもの:ゼルダの伝説、ドラクエ、NBA

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