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ネットショップで売れないときに最初に見る場所|「売れないから広告」が一番危ない

38.ネットショップで売れないときに最初に見る場所|「売れないから広告」が一番危ない

皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!

出品したのに、売れない。アクセスもない。何が悪いのか分からない——ネットショップを始めた人が最初にぶつかる、一番苦しい時期の話をします。

「売れないときに、最初にどこを見ればいいのか」。この記事では、僕が実際に使っている切り分けの手順と、逆にやってはいけない対処(これをやって傷口を広げる人が本当に多いんです)を書きます。

自己紹介をしておくと、僕は楽天市場で店をやっている現役の店長です。楽天は8年目、年商は6,000万円ほど、累計売上は3億円を超えました。……と書くと順風満帆に見えますが、僕には3年間ほとんど売れなかった時期があります。その話も最後にします。

この記事でわかること

  • 売れないとき、最初に見る場所と見る順番(5ステップ)
  • 「アクセスがない場合」と「アクセスはあるのに売れない場合」の本当の関係
  • やってはいけない対処——「売れないから広告」と「延命の値下げ」
  • 3年売れなかった僕が、それでも続けられた理由

最初に見るのは商品ページ|順番は「需要→競合→1枚目→ペルソナ」

売れないときに最初に見るのは商品ページ

結論から。売れないときに最初に見るのは、商品ページです。モールの設定でも、SNSでも、広告でもありません。そして見る順番が大事です。上流から順に疑っていきます。

  1. そもそも何を売っているのか—自分の商品を一言で説明できますか? 説明できない商品は、お客さんにも伝わっていません
  2. その商品に需要はあるか—検索されているか。世の中に「それを探している人」が存在するか。ここがゼロなら、ページをどれだけ磨いても売れません
  3. 競合はどうなっているか—同じ検索結果に並ぶ相手は誰か。価格・レビュー数・画像のレベルで、自分は何番目に選ばれる存在か
  4. 商品画像の1枚目はできているか—検索結果でお客さんが最初に見るのは1枚目だけです。1枚目で負けたら、ページの中身は見てもらえません
  5. ページは「誰に」向けて作られているか—ターゲット(ペルソナ)が明確か。「誰に、何を提供したいか」が決まっていないページは、誰の心にも刺さりません

ポイントは、①〜③が商品そのものの話で、④〜⑤がページの見せ方の話だということです。多くの人は売れないと④(画像をきれいに)から手を付けますが、順番は逆です。需要がない商品・競合に勝てない商品は、画像を磨いても売れません。まず上流から疑ってください。

検索対策(商品名の付け方)については、こちらにまとめてあります。

商品名の付け方
効果的な商品名の付け方【ECモールの検索順位対策】「効果的な商品名の付け方【ECモールの検索順位対策】」を5600字以上で書きました!この記事では、実際に僕自身が過去にアクセス数を2倍にし、今でも使っている商品名の付け方を解説します。僕自身は年商4000万円のお店を運営し、今回の方法でアクセス数を2倍にすることができたため、この記事を読めば、と現在集客で悩んでる人の助けになるはず!!! ...

「アクセスがない」でも「あるのに売れない」でも、手順は同じ

アクセスの有無で手順は変わらないという話

よくある比較記事だと、「アクセスがない場合の対処法」と「アクセスはあるのに売れない場合の対処法」で章が分かれています。

でも、現場の実感を言うと—手順としてやることは、どちらも変わりません。さっきの5ステップを、上から順に回すだけです。

違うのは、フローを回した結果として出てくる原因の方です。

売れないときの切り分けフロー図。手順は1本で、アクセスの有無で変わるのは出口で見つかる原因だけ
状況フローの出口で見つかりやすい原因
アクセスはあるのに売れない画像(1枚目以降)が弱い/訴求がズレている/来ているお客さんとターゲットが全然違う
そもそもアクセスがない需要がない/競合が強すぎる/訴求がターゲットに合っていない/商品の品質・機能が求められていない

つまり、アクセスの有無は「入口で手順を分岐させる条件」ではなく、「出口で見つかる原因の傾向」です。手順を2種類覚える必要はありません。1本のフローを、ちゃんと上流から回す。それだけです。アクセスまわりをもっと深掘りしたい人は、集客を4つの順番で診断するこちらの記事へどうぞ。

ネットショップの集客方法
ネットショップの集客方法【診断つき】「集客できない」と相談されたとき、現役楽天店長が見ている4つの順番「集客できない」の原因を、商品ページ→市場→商品→レビューと広告の4つの順番で診断します。アクセスの98%は商品ページという実測、レビュー30件の意味、低評価レビューへの返信の書き方、ROASの判断、やらなくていい施策まで、年商6,000万円の現役楽天店長が解説します。...

やってはいけない対処|「売れないから広告」と「延命の値下げ」

売れないときにやってはいけない対処

切り分けの手順より先に、手が動いてしまう対処が2つあります。どちらも気持ちは痛いほど分かるのですが、順番を間違えると傷口が広がります。

①「売れないから広告を増やす」は、かなり危ない

広告は本来、最初の段階で「どれくらい投入するか」を決めて、予定通りに投下していくものです。「予想より売れているから、攻めに転じて広告を足す」——これは分かります。でも「売れないから広告で何とかする」は逆です。

考えてみてください。出してみて全然売れないなら、一番あり得る原因は「商品が間違っていた・市場が間違っていた」という根本の部分です。そこに広告費を注ぎ込んでも、売れない商品への露出が増えるだけで、赤字が積み上がります。広告は、5ステップの切り分けで「商品と市場は合っている」と確認できてから使う道具です。

② 値下げは「撤退の値下げ」だけにする

値下げそのものは、やってはいけないとは思いません。ただし条件があります。「この商品はもう売らない」と決めて、在庫を処分して現金化し、次の商品に行くための値下げ——これはいい値下げです。判断して、損切りして、資金を次に回す。立派な経営判断です。

ダメなのは、原因を見ないまま「安くすれば売れるかも」と、ずるずる下げる延命の値下げです。需要や訴求の問題は値下げでは直りませんし、利益だけが削れていきます。

ちなみに、売れない苦しさにつけ込んで「うちのコンサルを受ければ売れるようになりますよ」と近づいてくる業者もいます。切り分けの手順を自分で持っていることは、そういう営業への一番の防御にもなります。塾やスクールの見分け方はこちらに書きました。

28.物販の高額塾・コンサルは必要?|「詐欺かどうか」より先に考えること
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それでも売れない日々を、僕がどう抜けたか

それでも売れない日々をどう抜けたか

最後に、テクニックの外側の話をさせてください。

僕は2015年に物販を始めて、そこから3年間ぐらい、ずっと売れませんでした。切り分けの手順なんて知らなかったし、今思えば需要も競合も見ずに仕入れていました。この記事に書いたことは、その3年間の失敗から学んだことです。

じゃあ何で抜けられたのかと聞かれると—

正直に言うと、根性と粘り強さと、執着です。すみません、ちょっと精神論になっちゃうんですけど、本当なんです。

ひとつだけ具体的な転機を挙げるなら、覚悟を持って仕事として取り組んだことでした。「副業でお小遣いが増えたらいいな」ではなくて、お金を借りて、事業として腹をくくった。そこから商品への向き合い方の真剣度が変わりました。

切り分けのフローで直せるのは「原因」です。でも、原因をひとつ潰してもまた次の原因が出てくるのが商売で、それを何周も回し続けられるかどうかは、結局その人の覚悟の話になります。

フローはこの記事で渡しました。回し続けるかどうかは、あなたに委ねます。

さいごに|売れない原因は、上流から順に疑う

さいごに

まとめます。

  • 売れないとき最初に見るのは商品ページ。順番は「何を売っているか→需要→競合→1枚目→ペルソナ
  • アクセスの有無で手順は変わらない。手順は1本、違うのは出口で見つかる原因
  • 「売れないから広告」はNG。広告は攻めの追加はOK、守りの追加はNG
  • 値下げは撤退の値下げだけ。延命の値下げは原因を見ていない
  • フローで直るのは原因。回し続けさせるのは覚悟

売れない時期は、本当に苦しいです。でも「どこを見ればいいか」が分かっているだけで、苦しさは「途方に暮れる苦しさ」から「やることが分かっている苦しさ」に変わります。後者なら、人は進めます。

売れる店づくりの全体像は、こちらの授業記事にまとめてあります。

ではでは!

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ここまで読んでいただきありがとうございました。僕のことをもっと知りたい方はこちらもどうぞ。

ABOUT ME
TAKAHIRO
自宅で妻と2人ネットショップを経営8年目 ・27歳まで社畜 ・現在の年商6000万 ・受賞歴:楽天市場月間優良ショップ ・通算売上4億円突破 ・好きなもの:ゼルダの伝説、ドラクエ、NBA

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