皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!
マルチSKUで1ページにまとめられるようになると、ついまとめられるだけまとめたくなります。ページ数が減って管理が楽になりますし、レビューも1か所に集まるからです。
ただ、SKUのまとめ方にはガイドラインがあります。そして、これは守らないと違反点数がつくタイプのルールです。
この記事では、まとめてよい条件と、判断に迷いやすい型を整理します。
この記事でわかること
- まとめてよい条件は6つ。1つでも欠けたらまとめない
- 本体と付属品はまとめられない
- 新品と中古、正規品と並行輸入品も別ページ
- 間違えると20点・35点の違反点数
なぜまとめ方にルールがあるのか
2023年の4月から、楽天では複数の商品を1つの商品ページにまとめられるようになりました。それまで別ページだったものを、SKUとして統合できるようになったわけです。
店側から見れば、まとめるメリットははっきりしています。
- ページの管理が減る
- レビューが1ページに集まる
- 買い手がページを行き来しなくて済む
ただ、これを野放しにすると困ったことが起きます。
本来は別の商品なのに、検索に引っかかりやすくするためだけにまとめる店が出てくるからです。買い手は探しているものにたどり着けなくなりますし、検索結果も荒れます。
まとめてよい6つの条件

1つずつ見ていきます。
① 同じジャンルであること
ジャンルIDが違うものは、まとめられません。Tシャツと、そのTシャツを掛けるハンガーは別ジャンルなので別ページです。
② 同じ商品状態であること
新品と中古は同じページにできません。中古の状態がAとBで違う、という場合も同様です。
③ 同じ販売経路であること
正規品と並行輸入品は、別の販売経路として扱われます。見た目が同じ商品でも、まとめられません。
④ 同じブランド・メーカー・シリーズ・世代であること
ここは見落としやすいところです。同じシリーズでも、旧型と新型は世代が違うのでまとめられません。
「型番が1つ違うだけだから」とまとめてしまうと、買い手は旧型を買ったつもりが新型を買っていた、ということが起きます。
⑤ 違いが一部にとどまること
色とサイズだけが違う、容量だけが違う。この「だけ」が大事です。
中身がまったく別のものになっているなら、それは別の商品です。
⑥ 0円のSKUを混ぜないこと
価格が0円のSKUを混ぜてはいけません。「本体を買った人だけが選べる付属品」のような使い方をしたくなりますが、それは商品オプションでやることです。
判断に迷う型

現場で本当に迷うのは、次の3つの型だと思います。
本体と交換部品
浄水器の本体と、交換用のカートリッジ。これはまとめられません。
セットで使うものではありますが、買う目的が違います。カートリッジだけを探している人にとって、本体のページに紛れ込んでいるのは邪魔です。
本体とカバー
クッションの本体と、カバーだけの販売。これも同じ理由でまとめられません。
ただし、カバーの色違いどうしなら、1ページにまとめられます。まとめる単位を1段下げると成立する、という考え方です。
ギフトセット
中身の違うギフトセットを1ページにまとめるのは、判断が分かれます。
目安は、セットの構成そのものが違うかどうかです。同じ商品の入数違い(3本入り・6本入り)ならまとめられますが、中身の品目が違うセットは別商品です。
ジャンルIDの考え方については、「楽天のジャンルIDの調べ方」で詳しく書きます。
間違えるとどうなるか

まとめ方を間違えると、違反点数がつきます。
| 違反の内容 | 点数 |
|---|---|
| 不適切な商品ジャンル登録 | 20点 |
| 不適切な検索対策(同一商品の複数登録) | 35点 |
注意してほしいのは、逆方向の違反もあるということです。
まとめすぎるのも違反ですが、本来まとめるべきものを別ページに分けて量産するのも違反です。同じ商品を複数ページに登録して検索の枠を取りにいく行為が、35点のほうにあたります。
違反点数は積み上がっていきます。1回で終わる話ではないので、商品を量産する前に設計を固めておいたほうが安全です。
まとめる前に必ず考えること

①はガイドラインの話です。ここは守るしかありません。
大事なのは②から④です。規約を満たしていても、まとめないほうがいい場合があります。
選択肢が多すぎると、選べなくなる
色が20色あるページを想像してみてください。まとめられるからといって全部を1ページに入れると、買い手はスクロールして探すことになります。
選択肢が多いほど選ばれる、ということはありません。逆に、決められずに離脱することのほうが多いです。
レビューが噛み合わなくなる
まとめるとレビューが集まります。これは利点です。
ただ、別々の使い方をする商品をまとめると、レビューがちぐはぐになります。500mlを買った人の「持ち運びやすい」というレビューが、1Lを検討している人の役に立つとは限りません。
まとめるかどうかは、管理の楽さではなく「買う人が選びやすいか」で決めてください。結果的に、そのほうが違反にもなりにくいです。
さいごに
この記事のまとめ
- まとめてよい条件は6つ。1つでも欠けたらまとめない
- 本体と付属品、新品と中古、正規品と並行輸入品は別ページ
- 旧型と新型は世代が違うのでまとめられない
- 0円のSKUは混ぜない。それは商品オプションでやること
- まとめすぎも、分けすぎも違反点数の対象
- 規約を満たしていても選びにくいならまとめない
SKUのまとめ方は、一度決めると商品を量産したあとに直すのが本当に大変です。
最初の5商品を作る前に、自分の店では何をまとめて、何を分けるかを決めておいてください。そこさえ揃っていれば、あとは同じ型で流すだけになります。
楽天で儲からないと感じている理由については、こちらの記事でも書いています。
まとめる前に決めておくことと、実際の登録のしかたはこちらです。
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この記事を書いた人

ラクマート認定講師:TAKAHIRO
- 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
- 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
- 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
- 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
- 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
- 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
- 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
- 楽天市場は出店8年目。2025年度は年商6,000万円、累計売上3億円を突破
- ラクマートでの累計仕入れは6,000万円以上。最上位のV10会員
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