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楽天のSKUと項目選択肢の違い|今は「商品オプション」、分ける基準は在庫だけ

51.楽天のSKUと項目選択肢の違い

この記事を書いた人:TAKAHIRO|楽天市場出店8年目・年商6,000万円|ラクマート史上初の認定講師7人の1人

皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!

楽天の商品登録でいちばん最初につまずくのが、SKUと項目選択肢の違いだと思います。

先に大事なことを書いておくと、「項目選択肢」は今は「商品オプション」という名前になっています。古い記事や古いマニュアルには項目選択肢と書いてあるので、そこで混乱している方が多いです。

そして、商品オプションとSKUはまったく別のものです。ここを同じものだと思って登録すると、在庫の管理が最初から壊れます。

この記事でわかること

  • 「項目選択肢」は今の商品オプション。SKUとは別物
  • 決定的な違いは在庫を持つか持たないか
  • 色・サイズはSKU、ラッピング・名入れは商品オプション
  • SKU管理番号を変えると注文が保留になる

まず言葉を3つに分ける

楽天の商品登録に出てくる言葉を、3つに分けて整理します。

商品ページとSKUと商品オプションの階層

上から順にこうです。

言葉何を指しているか
商品商品ページそのもの。1ページ=1商品
SKUその商品ページの中にある、在庫を持つ最小単位
商品オプション注文するときに買い手が指定する項目。旧「項目選択肢」

たとえばTシャツを白と黒、SとMで売るとします。このとき商品ページは1つですが、白のS・白のM・黒のS・黒のMという4つの箱が中にあります。この4つがSKUです。

そこにラッピングの有無を付けたいとします。ラッピングは在庫が減るものではありません。だからSKUではなく、商品オプションとして付けます。

2023年4月からSKUという仕組みが入りました。それ以前は「項目選択肢」で色やサイズを表現していたので、古いページほど今の設計とズレています

決定的な違いは、在庫を持つか持たないか

ここだけ覚えておけば、ほぼ迷いません。

SKUは在庫を持ちます。商品オプションは在庫を持ちません

商品・SKU・商品オプションの違いの表

在庫を持つ、というのは具体的にこういうことです。

  • SKUごとに在庫数を入れられる
  • 売れるとそのSKUの在庫だけが減る
  • 在庫が0になると、その組み合わせだけが選べなくなる
  • SKUごとに価格を変えられる
  • SKUごとに画像を持てる

商品オプションはこれができません。ラッピングを「あり」で100件受けても、ラッピング用の資材の在庫は楽天側では減りません。自分で数えるしかありません。

ここを間違えて、色やサイズを商品オプションで作ってしまうと、黒のMだけ在庫切れになっても買えてしまいます。受注してから「すみません在庫がありません」と連絡することになります。

逆に、ラッピングをSKUで作ってしまうと、SKUの数が2倍になります。色4×サイズ3で12だったものが、ラッピングあり・なしで24になります。在庫を管理する箱が倍に増えるだけで、得はありません。

何をSKUにして、何を商品オプションにするか

SKUにするものと商品オプションにするものの分け方

分け方の基準は1つだけです。

判断の基準

  • その違いで在庫が減るSKU
  • その違いで在庫が減らない商品オプション

SKUにするもの

色・サイズ・容量・入数・型番。つまり別々に仕入れて、別々に数えているものです。

倉庫で数えているものがSKUになる、と考えるとわかりやすいと思います。白のSと黒のMは、棚の上では別の山になっているはずです。

商品オプションにするもの

ラッピング・のし・名入れ・メッセージカード。注文が来てから作業が発生するものです。

これらは事前に在庫として持っていません。注文を見てから包む、注文を見てから書く。だから商品オプションが向いています。

TAKAHIRO

迷ったら「棚に置いてあるか」で考えてみてください。棚にあるならSKU、注文が来てからやることなら商品オプションです。

商品オプションでも価格の加算・減算はできます。ラッピング+300円、といった売り方はSKUにしなくても作れます。

商品オプションの3つのタイプと、40という上限

商品オプションには、選択肢のタイプが3つあります。

タイプ買い手の操作向いているもの
セレクトボックス一覧から1つ選ぶのしの表書き、色の指定
チェックボックス当てはまるものに印を付けるラッピング希望、同梱希望
自由入力文字を打ち込む名入れの文字、メッセージ

この3つで、たいていのことは表現できます。

注意点は上限です。商品オプションの選択肢は最大40個までです。

「のしの表書き」をセレクトボックスにすると、御祝・内祝・御礼・御中元……と増えていきます。40を超えると入りません。数が多くなりそうな項目は、最初から自由入力にしたほうが安全です。

自由入力にすると、買い手が何を書いてくるかわからない、という不安はあります。ただ、注文が入ってから確認できるので、40の枠を無理に使い切るより現実的です。

もう一つ、CSVで商品オプションを一括登録するときは、ファイル名を「normal-item」から始める必要があります。ここは「楽天の商品一括編集CSVの基本」で詳しく書きます。

SKU管理番号は、迂闊に変えない

SKUの話でいちばん事故になりやすいのがここです。

SKU管理番号を変更すると、変更前のSKU管理番号に紐づいていた購入申込の注文確定が保留になります

意味がわかりにくいので分解します。

  • 買い手が注文する → その注文は「そのSKU管理番号」に紐づく
  • 店側がSKU管理番号を変える → 注文が指していた先が消える
  • 結果、その注文を確定できなくなる

番号を整理したくなる気持ちはわかります。登録しているうちに命名がバラバラになって、あとから揃えたくなるからです。

でも、注文が動いている商品のSKU管理番号は触らないのが原則です。どうしても変えたいなら、未確定の注文がない状態を作ってからにしてください。

商品のほうの商品管理番号は、登録したあと変更できません。SKU管理番号は変えられてしまうぶん、かえって危ないとも言えます。

もう一つ、商品を削除すると、その商品に紐づく購入申込は完全にキャンセルされます。売れなくなった商品を消すときは、受注が残っていないかを先に見てください。

迷ったときの判断の順番

SKUと商品オプションを迷ったときの判断の順番

①と②で、ほとんどの設計は決まります。問題は③と④です。

SKUを増やせば売れる、ではない

色を8色にすれば、8通りの入り口ができる。サイズを5つにすれば、5通りの検索に引っかかる。そう考えてSKUを増やしたくなります。

ただ、SKUの数と売上は比例しません。増えるのは在庫と、管理の手間です。

楽天で見るべきなのは、SKUの数ではなく、在庫が何回転しているかのほうです。10色を1回ずつ売るより、3色を5回ずつ売ったほうが、店としては強くなります。

在庫は仕入れた時点でお金が止まっています。SKUを増やすというのは、止まるお金の場所を増やすということでもあります。

後から減らすほうが難しい

SKUは増やすのは簡単ですが、減らすのは面倒です。在庫が残っていれば売り切るまで消せませんし、選択肢を削るとバリエーションの組み合わせが変わります。

だから、最初にどこまでをSKUにするかを決めきるほうが早いです。この設計の話は「楽天のバリエーションの作り方」で続けます。

さいごに

この記事のまとめ

  • 「項目選択肢」は今の商品オプション
  • SKUは在庫を持つ、商品オプションは在庫を持たない
  • 色・サイズはSKU、ラッピング・名入れは商品オプション
  • 商品オプションの選択肢は最大40
  • SKU管理番号を変えると注文確定が保留になる
  • SKUの数より回転しているかどうかを見る

SKUの設計は、商品ページを作る前の、机の上の作業です。登録画面を開いてから考えると、たいてい途中で破綻します。

紙でもメモアプリでもいいので、何をSKUにするかを先に書き出してみてください。それだけで登録の速さがまるで変わります。

楽天で儲からないと感じている理由については、こちらの記事でも書いています。

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ではでは!

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この記事を書いた人

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ラクマート認定講師:TAKAHIRO

  • 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
  • 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
  • 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
  • 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
  • 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
  • 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
  • 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
  • 楽天市場は出店8年目。2025年度は年商6,000万円、累計売上3億円を突破
  • ラクマートでの累計仕入れは6,000万円以上。最上位のV10会員
  • 紹介したラクマート利用者は1,400人以上。中国の工場・船便倉庫と1688本社も現地視察ずみ

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TAKAHIRO
自宅で妻と2人ネットショップを経営8年目 ・27歳まで社畜 ・現在の年商6000万 ・受賞歴:楽天市場月間優良ショップ ・通算売上4億円突破 ・好きなもの:ゼルダの伝説、ドラクエ、NBA

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