皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!
商品登録のときに選ぶジャンルID。なんとなく近いものを選んで、それっきりになっていないでしょうか。
僕は以前、似たような商品なのに、なぜ相手のほうが売れているのかがわからなかったことがあります。調べてみたら、ジャンルIDが違いました。
ジャンルIDは分類の作業ではありません。どのランキングの土俵に立つかを決める選択です。
この記事でわかること
- ジャンルIDは6桁、登録できるのは階層の末端だけ
- 🔴 パンくずはジャンルIDではない
- 競合のジャンルIDを自分で調べる手順
- 楽天に補正されると変更できなくなること
ジャンルIDとは何か

楽天市場は、商品の分類を階層構造で持っています。この階層のことを「ジャンル」と呼び、それぞれのジャンルに6桁の数字が振られています。これがジャンルIDです。
| 決まっていること | 中身 |
|---|---|
| 桁数 | 6桁の数字 |
| 登録の必須 | 出品する全商品で必須 |
| 登録できる階層 | 階層の末端のみ。中間の階層には登録できない |
たとえば「靴 → メンズ靴 → スニーカー」という並びなら、登録できるのは末端の「スニーカー」だけです。途中の「メンズ靴」に置くことはできません。
パンくずはジャンルIDではない

ここは間違えている方が本当に多いところです。
商品ページの上のほうに出ているカテゴリの並び(パンくず)。あれはジャンルIDではありません。
あれは、その店が自分で作った店内カテゴリです。店舗ごとに好きに作れるものなので、楽天市場のジャンルとは別物です。
では、どうやって調べるか
本物のジャンルIDは、ページのソースに入っています。
- 競合の商品ページをパソコンのブラウザで開く
- Ctrl + Uでソースを表示する
- Ctrl + Fで「genre_id=」を検索する
- 出てきた6桁の数字がジャンルID
楽天のアクセス解析用のタグに必ず入っているので、どの商品ページでも同じやり方で見つかります。
その6桁がどのジャンルなのかを知りたいときは、楽天のランキングページのURLにその数字を入れて開くと、ジャンル名が出てきます。
自分の商品と競合の商品を並べて、この数字が同じかどうかを見る。それだけで「なぜ勝てないのか」がわかることがあります。
どのランキングの土俵に立つかの選択

たとえば日傘を売るとします。
日傘は、レディースにもメンズにもキッズにも置けます。商品としては同じものなのに、置く場所が選べてしまうわけです。
そして、置く場所によって並ぶ相手が変わります。
レディースの日傘は商品数が多く、名前の知られた店が並んでいます。そこに新しく入っても、まず見つけてもらえません。
一方で、メンズの日傘やキッズの日傘は、そもそも出している店の数が少ないことがあります。同じ商品でも、こちらなら目に留まる可能性がある。
僕が実際にやったこと
売れている競合と自分の商品を見比べて、ジャンルIDが違うことに気づいたので、変えてみました。
結果、ランキングに掲載されるようになりました。
商品も、価格も、ページも変えていません。変えたのは、どの一覧に並ぶかという1点だけです。
ランキングに載ったら、そこで終わりにしない
ここからが本番です。
ランキングに載ったという事実は、そのまま訴求の材料になります。
「楽天ランキング1位」「○冠達成」という表記を商品ページやサムネイルに入れると、買う前の不安が減ります。同じような商品が並んでいるときに、選ばれる理由になるわけです。
ジャンルIDを見直したときの流れ
- 競合と自分のジャンルIDを比べる
- 合っていなければ、登録して問題のないジャンルの中で置き直す
- ランキングに載る
- 載ったことをページの訴求に使う
- 転換率が上がる
ジャンルIDを直して終わり、にしないでください。載ったことを使い切るところまでがワンセットです。
ちなみに、細かい絞り込みの中で順位を取るには商品属性も関わってきます。そちらは「楽天の商品属性は全部埋める」で書いています。
楽天が勝手に補正することがある

ジャンルIDには、こわい仕組みがあります。
楽天の基準に合わない登録が見つかると、楽天側でジャンルIDが補正されます。全店舗・全商品が対象です。
そして補正されたあとは、店舗側からその項目を変更できなくなります。
補正されると商品属性まで影響する
ジャンルが変わると、そのジャンルで求められる商品属性の必須項目も変わります。
補正によって新しいジャンルに切り替わった結果、これまで入れていなかった必須項目の入力が必要になることがあります。
つまり、補正されると後始末の作業が発生するということです。最初から適切なジャンルに登録しておくのが、いちばん手間がかかりません。
やってはいけない登録
登録のルールとして、はっきり禁止されているものがあります。
- 対象商品の分類と異なるジャンルへの登録
- 最適なジャンル以外への登録
- 回線契約を伴う商品を、指定のジャンル以外に置く
露出が増えそうだからという理由で関係のないジャンルに置くのは、この禁止事項に当たります。登録して問題のないジャンルの中で選ぶ。ここは崩さないでください。
ジャンル構造は定期的に見直される
もう一つ、知っておいたほうがいいことがあります。
楽天市場のジャンル構造は、定期的に見直されています。ユーザーの検索行動や、店舗からの要望をもとに、ジャンルが統合されたり分割されたりします。
新しく統廃合されるジャンルは、RMSの店舗様向け情報などで通知されます。自分の商品が関係するジャンルが動いていないかは、ときどき見ておいたほうがいいです。
改善要望を出すこともできる
「このジャンルがないと困る」という要望は、RMSからジャンルID・商品属性の改善要望として申請できます。
自分のジャンルに置きたい商品がどうしてもうまく収まらないとき、無理に近いジャンルへ押し込むより、要望を出しておくほうが筋がいい場面もあります。
さいごに
この記事のまとめ
- ジャンルIDは6桁、全商品必須、末端の階層だけ登録できる
- 🔴 パンくずはジャンルIDではない。ソースの「genre_id=」を見る
- ジャンルIDはどのランキングの土俵に立つかの選択
- ランキングに載ったら訴求に使い切る
- 不適切な登録は楽天に補正され、以降は変更できなくなる
- ジャンル構造は見直される。改善要望も出せる
ジャンルIDは、1回選んだら見返さない項目になりがちです。でも、売れない理由がここにあることは、珍しくありません。
まずは、自分の主力商品と、売れている競合の商品。この2つのジャンルIDを見比べてみてください。5分で終わりますし、違っていたら大きな発見です。
楽天で儲からないと感じている理由については、こちらの記事でも書いています。
ジャンルと合わせて設定しておきたい項目と、検索順位の考え方はこちらです。
ではでは!
楽天出店を考え始めた方へ
無料のメール講座「楽天出店21ステップ勉強会」をやっています。
毎日1通・21日間のメール講座です。
- 読むのは、1通2〜3分
- 専用シートに1日1マス埋めると、21日後に「あなたの店の設計図」が完成
(誰に・何を・いくらで・どれだけの資金と時間で売るか) - 登録した瞬間に、道具が4つ届きます
(設計図シート/関税計算テンプレ/利益率シミュレーター/集客診断シート) - 「簡単に稼げます」系の話はしません。
出店するかどうかを、自分の数字で決められるようになるための講座です
※メールを待たずに、今すぐ全手順を知りたい方には、有料の「0から始める楽天市場の教科書」もあります。
0から始める楽天市場の教科書はこちら【楽天市場の資料請求】
楽天への出店をまだ決めきれていない段階の方は、先に出店資料を取り寄せておくと判断がしやすくなります。いまのプランや費用の最新の話は、担当の方に直接聞くのが一番早いです。
僕自身も資料請求がきっかけで出店を決め、いまでは一番大きな「売上の柱」になっています。
※下記は楽天市場の資料請求の紹介リンクです。お申し込みがあると僕に紹介料が入ります。もし資料請求する機会があれば、よろしかったらこちらから請求していただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

ラクマート認定講師:TAKAHIRO
- 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
- 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
- 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
- 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
- 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
- 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
- 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
- 楽天市場は出店8年目。2025年度は年商6,000万円、累計売上3億円を突破
- ラクマートでの累計仕入れは6,000万円以上。最上位のV10会員
- 紹介したラクマート利用者は1,400人以上。中国の工場・船便倉庫と1688本社も現地視察ずみ
ふだんは、こんな発信をしています
ここまで読んでいただきありがとうございました。ブログ以外だと、だいたいこのあたりにいます。
- 日々のルーティン動画(YouTube)
朝の出荷から夜の受注処理まで、店長の1日をそのまま撮った動画です。「ネットショップって毎日なにをしてるの?」の答えになると思います - TAKAHIROラジオ(音声)
作業しながら聴ける音声チャンネルです。数字だけでは伝わらない話や、うまくいかなかったときの話をしています - Substack(コラム・ライブ配信)
週2〜3本のペースで発信しています。ブログに書ききれなかった現場の話はこちらに。ライブ配信も予定しています






