皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!
商品登録のとき、いちばん面倒くさい入力欄が商品属性だと思います。
サイズ、素材、原産国、季節。ジャンルによっては数十個の項目が並んでいて、必須マークのついたところだけ埋めて終わりにしている方も多いはずです。
ただ、この欄は売り場に出るか出ないかを決めている場所でもあります。ここを埋めるかどうかで、露出の量が変わります。
この記事でわかること
- 商品属性が使われている2つの場所
- 必須・任意の4つの区分と、差がつく区分
- 楽天のECCが売上診断で最初に確認した項目のこと
- 「○冠達成」の正体
商品属性が使われている2つの場所

商品属性は、2つの目的で使われています。
- 商品ページの中で、買い手が購入を判断する材料になる
- 楽天が表記ゆれを揃えたうえで、絞り込み検索の選択肢になる
2つ目が大事なところです。
たとえば「綿100%」と書く店もあれば「コットン100%」と書く店もあります。このままだと絞り込みができないので、楽天側が代表的な値に揃えてから検索の条件として使っています。
だから商品属性は、フリーテキストで商品説明に書いた内容とはまったく別の扱いになります。説明文にどれだけ丁寧に素材を書いても、属性欄が空なら絞り込みには出てきません。
必須と任意の4つの区分

商品属性は、ジャンルごとに項目が決まっています。そして、それぞれの項目に区分がついています。
| 区分 | 意味 |
|---|---|
| 必須 | 商品登録に最低限必要。入れないと登録できない |
| いずれか必須 | そのグループの中から最低1つ入れる |
| ナビゲーション用任意 | 主に絞り込み検索で使われる |
| 商品ページ用任意 | 主に商品ページの表示で使われる |
注目してほしいのが3つ目、ナビゲーション用任意です。
「任意」と書いてあるので飛ばしたくなるのですが、ここは絞り込み検索に使われる項目です。つまり、埋めていない商品は絞り込みの結果に出てきません。
必須は「出品するための最低ライン」、ナビゲーション用任意は「見つけてもらうための項目」。ぜんぜん意味が違います。
項目はジャンルごとに違う
商品属性の項目は、ジャンルごとに定義されています。レディースファッションと食品では、まったく違う項目が並びます。
自分のジャンルにどんな項目があるかは、ジャンル別の定義書で確認できます。RMSからジャンルを選んで開くと、項目名・区分・入力形式が一覧になっています。
楽天のECCが、売上診断で最初に見た項目
これは実際にあった話です。
売上は伸びていたのですが、さらに上げるにはどうしたらいいかを知りたくて、楽天に売上診断をお願いしたことがあります。
そのとき、ECCが一番最初に確認したのが商品属性でした。
広告でも、商品ページの作りでもなく、まず属性欄が埋まっているかを見にきたわけです。
楽天側から見れば当然で、属性が空の商品は、売り場に並べようがないからです。絞り込みの条件に引っかからないので、露出のチャンスがそもそも発生しません。
それ以来、僕は埋められる欄は全部埋めるようにしています。任意と書いてあっても関係ありません。
「○冠達成」の正体

商品ページでよく見る「楽天ランキング1位」「3冠達成」という表記。あれの多くは、細かく絞り込んだ先のランキングです。
大きなジャンルのランキングで1位を取るのは簡単ではありません。でも、条件を足していった先の一覧なら、競合の数が一気に減ります。
原産国、サイズ、季節、素材。こういった属性を組み合わせた絞り込みの中で上位に入れば、それも「ランキング1位」です。
逆に言うと、属性が空のままだと、この土俵に上がることすらできません。取れたかもしれない1位を、入力しなかっただけで逃していることになります。
ただし、昔ほどの差はつかなくなった
ここは正直に書いておきます。
僕がこの効果を強く実感したのは、そもそも属性を入れていない店が普通にあった時代の話です。入れるだけで差がついたので、効果がわかりやすかった。
今は必須項目ができて、埋めないと商品登録そのものができなくなりました。だから、最低ラインは全店そろっています。
つまり、「属性を入れれば勝てる」という話ではもうありません。
この「昔は効いたが今はそこまでではない」という変化は、楽天の運営ではよく起きます。効いたときのやり方をそのまま持ち続けないことも大事です。
登録するときのルール

埋めればいいというものではなく、形式が決まっています。
入力方式と入力フォーマット
入力方式には選択式と記述式があります。選択式は選択肢の中からしか入れられません。
入力フォーマットは3種類です。
- String:文字。全角でも半角でも入る
- Number:半角の数値のみ
- Date:決められた日付の書き方
Number型の項目には、単位の入力が必要なものがあります。楽天が推奨する単位で入れておくと、単価表示などの機能で正しく扱われます。
複数の値を入れるとき
複数の値を入れられる項目では、「|」で区切ります。「ホワイト|ブラック」という形ですね。
同じページ内で揃えなければいけない項目がある
マルチSKUの商品では、ページ内のSKU間で入力値が一致していなければならない項目があります。
色違いでもブランド名は同じ、というような項目ですね。ここがバラバラだと、登録のときにはねられます。
やってはいけない入れ方
露出を増やしたいからといって、実際の商品と違う値を入れるのはNGです。
- 属性項目と関係のない値を入れる
- 実売商品とは異なる値を入れる
- 複数の解釈ができる、あいまいな書き方をする
これは絞り込み検索の精度を落とす行為なので、楽天としても当然許していません。正しい値を、全部入れる。これが原則です。
中古・訳あり・並行輸入は属性で示す
商品の状態は、商品名ではなく属性で示す決まりになっています。
| 商品の種類 | 登録する項目 |
|---|---|
| 中古品 | 状態、中古状態 |
| 訳あり品 | 販売形態(訳あり) |
| 並行輸入品 | 販売形態(並行輸入) |
訳あり品の範囲は思ったより広く、規格外の商品、傷や汚れのある商品、展示品、返品された商品、賞味期限が近い商品なども含まれます。
さいごに
この記事のまとめ
- 商品属性は商品ページの表示と絞り込み検索の2つで使われる
- 区分は4つ。差がつくのはナビゲーション用任意
- 楽天のECCが売上診断で最初に見たのも商品属性が埋まっているか
- 「○冠達成」は細かい絞り込みの先のランキング
- 必須化で最低ラインは揃ったので、昔ほどの差はつかない
- 実際の商品と違う値を入れるのはルール違反
商品属性は、作業としては地味です。一つひとつ調べて入れるだけで、その日の売上は1円も動きません。
でも、埋めていない商品は、そもそも並べない棚がある。そう考えると、後回しにしていい作業ではないと思います。
まずは自分のジャンルの定義書を開いて、ナビゲーション用任意にどんな項目があるかだけでも見てみてください。思ったより「これ入れられるじゃん」という項目が並んでいるはずです。
楽天で儲からないと感じている理由については、こちらの記事でも書いています。
属性と並んで、検索と絞り込みに効く項目がこの3つです。
ではでは!
楽天出店を考え始めた方へ
無料のメール講座「楽天出店21ステップ勉強会」をやっています。
毎日1通・21日間のメール講座です。
- 読むのは、1通2〜3分
- 専用シートに1日1マス埋めると、21日後に「あなたの店の設計図」が完成
(誰に・何を・いくらで・どれだけの資金と時間で売るか) - 登録した瞬間に、道具が4つ届きます
(設計図シート/関税計算テンプレ/利益率シミュレーター/集客診断シート) - 「簡単に稼げます」系の話はしません。
出店するかどうかを、自分の数字で決められるようになるための講座です
※メールを待たずに、今すぐ全手順を知りたい方には、有料の「0から始める楽天市場の教科書」もあります。
0から始める楽天市場の教科書はこちら【楽天市場の資料請求】
楽天への出店をまだ決めきれていない段階の方は、先に出店資料を取り寄せておくと判断がしやすくなります。いまのプランや費用の最新の話は、担当の方に直接聞くのが一番早いです。
僕自身も資料請求がきっかけで出店を決め、いまでは一番大きな「売上の柱」になっています。
※下記は楽天市場の資料請求の紹介リンクです。お申し込みがあると僕に紹介料が入ります。もし資料請求する機会があれば、よろしかったらこちらから請求していただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

ラクマート認定講師:TAKAHIRO
- 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
- 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
- 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
- 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
- 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
- 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
- 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
- 楽天市場は出店8年目。2025年度は年商6,000万円、累計売上3億円を突破
- ラクマートでの累計仕入れは6,000万円以上。最上位のV10会員
- 紹介したラクマート利用者は1,400人以上。中国の工場・船便倉庫と1688本社も現地視察ずみ
ふだんは、こんな発信をしています
ここまで読んでいただきありがとうございました。ブログ以外だと、だいたいこのあたりにいます。
- 日々のルーティン動画(YouTube)
朝の出荷から夜の受注処理まで、店長の1日をそのまま撮った動画です。「ネットショップって毎日なにをしてるの?」の答えになると思います - TAKAHIROラジオ(音声)
作業しながら聴ける音声チャンネルです。数字だけでは伝わらない話や、うまくいかなかったときの話をしています - Substack(コラム・ライブ配信)
週2〜3本のペースで発信しています。ブログに書ききれなかった現場の話はこちらに。ライブ配信も予定しています







「商品属性のタグ、全部埋めてますか?」