皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!
楽天の商品登録まわりでいちばん説明されないまま出てくる言葉が、タグIDだと思います。
ジャンルIDは「分類」だとわかる。商品属性も「スペックの入力欄」だとわかる。でも、タグIDだけは何のことかピンとこない。
この記事では、タグIDが何なのかを定義から順番に整理します。ジャンルID・商品属性との違いも、1枚の表にまとめました。
この記事でわかること
- タグID(非製品属性タグ)とは何か
- ジャンルID・商品属性・タグIDの違い
- 店舗が登録する3つのタグとそのID
- 楽天が自動でタグを付けてくれる仕組み
タグIDとは何か
タグIDは、正式には非製品属性タグと呼ばれます。
名前のとおり、製品そのものの属性ではないものを表します。
たとえば同じスマートフォンでも、普通に売られているものと、回線契約とセットで売られているものがあります。製品としては同じでも、売り方が違うわけですね。
この「製品は同じだけど、状態や売り方が違う」を表すのがタグIDです。
2023年4月に役割が変わった
ここは知っておいたほうがいいところです。
以前は「商品の特徴」もタグで表していました。でも2023年4月から、商品の特徴は商品属性として登録する形に変わりました。
中古、商品コンディション、訳あり、並行輸入といった情報も、今はタグではなく商品属性です。
タグは増えたり消えたりする
非製品属性タグは、固定されたリストではありません。
流行や時代の変化に合わせて新しく作られたり、無くなったりします。見直しは楽天側の判断で行われます。
「このタグが欲しい」という要望は、RMSのジャンルID・商品属性の改善要望から申請できます。
ジャンルID・商品属性・タグIDの違い

3つとも「絞り込み検索に出るかどうか」に関わっているので、混同されがちです。役割で分けると、こうなります。
| 項目 | 担当していること |
|---|---|
| ジャンルID | どの棚に置くか。1商品に1つ |
| 商品属性 | その製品の中身。サイズ・素材・原産国など |
| タグID | 商品の状態・売り方。レンタル、回線セットなど |
別の言い方をすると、こうです。
- ジャンルID=どこに並ぶか
- 商品属性=何であるか
- タグID=どういう売られ方をしているか
スニーカーを例にすると、「メンズ靴 → スニーカー」がジャンルID、「27cm・合成皮革」が商品属性、「レンタル品」がタグID。ぜんぶ役割が違います。
そして、これらは組み合わせて使われます。買い手が絞り込みをかけたとき、楽天はこの3つをまとめて見ています。
店舗が登録する3つのタグ

店舗側が自分で登録する非製品属性タグは、そう多くありません。該当する商品を扱っている店だけが入れるものです。
| 商品種類 | タグID |
|---|---|
| レンタル品 | 5002023 |
| 回線セット品 | 5002026 |
| 販売条件あり商品 | 5002024 |
この3つに該当する場合、商品名への明記とタグの登録がどちらも必須です。どちらか片方では足りません。
「販売条件あり商品」に気づいていない店は多い
レンタル品と回線セット品は、扱っていれば自分でわかります。問題は3つ目です。
販売条件あり商品というのは、特定の条件を満たした人だけが買える商品のことです。
- 一定金額以上を購入した場合のみ買える格安商品
- 下取りを同時にした場合のみ買える商品
- 他の特定商品を買った場合のみ買える商品
やってはいけない登録
禁止されていることが2つあります。
- 1つの商品に、複数の矛盾するタグを登録する
- 事前申請などが必要なタグを、条件を満たさずに登録する
露出が増えそうだからと関係のないタグを付けるのは、ジャンルIDやカタログIDと同じでルール違反です。
楽天が自動で付けてくれるタグもある

店舗が入れるタグは3つだけですが、タグそのものはもっとたくさん付いています。
なぜかというと、楽天が自動で付けているからです。
店舗が登録したカタログIDをもとに、楽天が持っている製品スペックの情報がタグとして自動付与されます。こちらは店舗側の作業は要りません。
カタログIDについては「楽天のカタログIDとは」で書いています。
自分の商品にどのタグが付いているか
RMSでは、商品別の登録済みタグIDリストを確認できます。楽天に補正されたタグの一覧も同じところで見られます。
「タグが付いているつもりだったのに、絞り込みに出てこない」というときは、まずここを見てみてください。思っているほど付いていないことがあります。
タグはどこで絞り込みに使われるか

タグが効いてくるのは、買い手が絞り込みをかけた瞬間です。
| ページ | パソコン | スマホ | アプリ |
|---|---|---|---|
| 商品検索結果ページ | ○ | ○ | ○ |
| 店舗内検索結果ページ | ○ | ○ | ○ |
| 楽天ランキングページ | ○ | ○ | — |
注目してほしいのは店舗内検索結果ページです。
自分の店の中で検索した人にも、この絞り込みは使われます。つまり、せっかく店に来た人を取りこぼすことにもなるわけです。
絞り込みは、買う気の強い人ほど使います。ざっと見ている人は絞り込みません。条件をはっきり持っている人が絞り込みます。
タグを整えても、それだけでは勝てない
最後に、正直なところを書いておきます。
楽天SEOの裏技を探して、いろいろ試してきた方も多いと思います。僕の場合、小手先の裏技はそもそも試していません。
明確に効果を感じたのは、ジャンルIDとタグを正しく設定したときでした。ただしそれは、入れていない店が普通にあった時代の話です。
今はほとんどが必須化されて、最低ラインは全店そろっています。だから「タグを入れれば順位が上がる」という話ではもうありません。
楽天SEOの現在地
- ジャンルID・商品属性・タグIDは最低条件
- 入れていないと土俵にすら上がれない
- 入れたうえで、愚直に丁寧に商品ページを作る
つまらない結論かもしれませんが、これが実感です。設定は入場券、勝負は商品ページ。この順番は変わりません。
さいごに
この記事のまとめ
- タグIDの正式名称は非製品属性タグ。商品の状態・売り方を表す
- 中古・訳あり・並行輸入は、2023年4月から商品属性に変わった
- 店舗が登録するのはレンタル品・回線セット品・販売条件あり商品の3つだけ
- それ以外はカタログID経由で楽天が自動付与
- タグがないと絞り込んだ人の前から消える
- 設定は入場券。勝負するのは商品ページ
タグIDは、知らないままでも商品は登録できてしまいます。だから優先順位が下がりがちです。
でも、絞り込みを使う人ほど買う気が強い。そこから消えているのは、けっこうもったいない話です。
まずはRMSで、自分の商品にどのタグが付いているかを見てみてください。カタログIDが空の商品が見つかったら、そこが手をつける場所です。
楽天で儲からないと感じている理由については、こちらの記事でも書いています。
タグと役割が近い項目については、こちらで分けて書いています。
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この記事を書いた人

ラクマート認定講師:TAKAHIRO
- 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
- 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
- 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
- 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
- 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
- 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
- 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
- 楽天市場は出店8年目。2025年度は年商6,000万円、累計売上3億円を突破
- ラクマートでの累計仕入れは6,000万円以上。最上位のV10会員
- 紹介したラクマート利用者は1,400人以上。中国の工場・船便倉庫と1688本社も現地視察ずみ
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