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シングルSKUとマルチSKUの使い分け|全SKUを倉庫にするとページごと消える

シングルSKUとマルチSKUの使い分け

この記事を書いた人:TAKAHIRO|楽天市場出店8年目・年商6,000万円|ラクマート史上初の認定講師7人の1人

皆さん、こんにちは!TAKAHIROです!

楽天の商品登録には、シングルSKUとマルチSKUの2つの作り方があります。

名前が難しそうですが、中身はとても単純です。1つの商品ページに在庫の箱が1つだけあるか、複数あるか。それだけです。

ただ、この選択にはあとから直しにくい落とし穴がいくつかあります。そこを先に知っておいたほうが安全なので、順番に書いていきます。

この記事でわかること

  • シングルSKUは1ページ1SKU、マルチSKUは1ページに複数SKU
  • 選ぶ基準は在庫を分ける必要があるかだけ
  • 全SKUを倉庫にするとページごと消える
  • 在庫が1つになるとSKU画像が1枚目に出てくる

2つの登録のしかた

シングルSKUとマルチSKUの構造の違い

言葉で書くとこうです。

中身
シングルSKU1つの商品ページに、SKUが1つだけ
マルチSKU1つの商品ページに、SKUが複数

シングルSKUで作る場合は、バリエーションの設定そのものが不要です。登録画面のバリエーションのタブを開かずに登録できます。

マルチSKUで作る場合は、バリエーションを設定して、その組み合わせぶんだけSKUを作ります。色3つ×サイズ4つなら、12のSKUができます。

どちらで作っても、商品ページの数は1つです。マルチSKUだからページが増える、ということはありません。

選ぶ基準は1つだけ

シングルSKUとマルチSKUのどちらで作るか

判断はここだけです。

選び方

  • その違いで在庫を分けたいマルチSKU
  • 在庫を分ける必要がない → シングルSKU

単品の商品、たとえば1種類しかない食品や1色しかない雑貨は、シングルSKUで作ります。わざわざバリエーションを作る意味がありません。

色違い・サイズ違いがあるなら、マルチSKUです。黒のMだけ売り切れるという状態を作れるのがマルチSKUの価値です。

ここで一点だけ注意があります。マルチSKUにできるのはまとめてよい商品だけです。新品と中古、まったく別のジャンルの商品を1ページに詰め込むのは、ガイドラインで禁止されています。この線引きは「まとめていいSKU・ダメなSKU」で詳しく書きます。

「1ページにまとめたほうが検索に強そう」という理由だけでまとめると、違反点数の対象になることがあります。まとめる理由は、買い手が選びやすいかどうかで考えてください。

倉庫指定の落とし穴

マルチSKUで一番よく起きる事故がこれです。

倉庫指定と商品ページの表示の組み合わせ

注目してほしいのは3行目です。

商品を「販売中」にしていても、すべてのSKUを倉庫にしているとページごと表示されません

この状態は自分では気づきにくいです。商品一覧では販売中と出ているのに、店のページを見ても検索しても出てこない。「反映が遅れているのかな」と待ってしまいます。

在庫を切らしたSKUを1つずつ倉庫に移していって、結果的に全部が倉庫になったときに起きます。入荷待ちの時期にやりがちです。

逆に、2行目のように一部のSKUだけが倉庫なら、ページは出ます。倉庫にしたSKUだけが選べなくなるだけです。

注文ボタンがないと検索にも出ない

もう一つ、覚えておいたほうがいいことがあります。

注文ボタンのない商品ページは、検索結果に表示されません

注文ボタンを外して「カタログ的に見せるページ」を作りたくなることがありますが、それをやると検索から人が来なくなります。見せたいだけのページなら、商品ページではなく別の形で作ったほうがいいです。

在庫が1つになると、1枚目の画像が入れ替わる

マルチSKUを使うなら、ここは必ず知っておいてください。

在庫が1つになるとSKU画像が1枚目に来る流れ

マルチSKUでは、SKUごとに画像を持たせられます。白のSには白の画像、黒のMには黒の画像、というふうにです。

このSKU画像は、作り込まないまま登録されがちです。仕入れ先からもらった白抜きの画像をそのまま入れる、というやり方が多いと思います。選ぶときの目印なので、それでも成立するからです。

ところが、売れ残りが1バリエーションだけになると、そのSKUの画像が1枚目として表示されます

たとえば4色で売っていて、3色が売り切れたとします。残ったのは1色だけ。このとき検索結果に並ぶのは、作り込んだメイン画像ではなく、残った1色の白抜き画像になります。

検索結果は、画像とタイトルだけで選ばれる場所です。そこに白抜きの画像が並べば、クリック率も購入率も落ちます。売れているときほど起きやすいのが厄介なところです。

対策は3つあります。

SKU画像で1枚目が崩れないようにする

  1. 1バリエーションだけの状態を作らない(補充の順番を考える)
  2. SKU画像も作り込む(メイン画像と同じ水準にする)
  3. 最悪、1枚目の画像をそのままSKU画像に使う

3つ目は乱暴なやり方に見えますが、検索結果で崩れないことを最優先にするなら、これが一番確実です。

マルチSKUはレビューが1ページに集まる

マルチSKUのわかりやすい利点がこれです。

色ごとにページを分けると、レビューも色ごとに分かれます。4色それぞれに10件ずつなら、どのページも10件です。

1ページにまとめれば、そのページのレビューは40件になります。買い手から見たときの安心感がまったく違います。

作り方レビューの見え方
色ごとにページを分ける1ページあたり10件が4ページ
マルチSKUで1ページ1ページに40件

レビューは後から移せません。あとで1ページにまとめようと思っても、それまでに積み上げたレビューは分かれたままです。

だからこそ、最初にどうまとめるかを決めきる価値があります。登録してから半年後に気づいても、レビューは戻ってきません。

あとからシングルからマルチに変えるとき

シングルSKUで作ったページに、あとから色違いを足したくなることがあります。

これはできます。バリエーションを設定して、SKUを増やす形になります。

ただ、SKU管理番号の付け直しが発生します。そしてSKU管理番号を変えると、変更前の番号に紐づいていた購入申込の注文確定が保留になります

変更するなら、未確定の注文がない状態を作ってからにしてください。受注が動いている最中に触ると、その注文が止まります。

もう一つ、商品管理番号は登録したあと変更できません。SKU管理番号は変えられてもこちらは変えられないので、最初の命名だけは慎重に決めてください。

SKUの数え方や、バリエーションの上限については、「楽天のバリエーションの作り方」で書きます。

さいごに

この記事のまとめ

  • シングルSKUは1ページ1SKU、マルチSKUは1ページに複数SKU
  • 選ぶ基準は在庫を分けたいかどうかだけ
  • 全SKUを倉庫にするとページごと消える
  • 注文ボタンがないページは検索に出ない
  • 在庫が1つになるとSKU画像が1枚目に来る
  • レビューはあとから統合できない

シングルかマルチかは、登録の手間の話ではありません。レビューがどこに溜まるかの話です。

半年後・1年後に効いてくるので、最初のページを作るときに5分だけ考えてみてください。

楽天で儲からないと感じている理由については、こちらの記事でも書いています。

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この記事を書いた人

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ラクマート認定講師:TAKAHIRO

  • 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
  • 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
  • 初年度から年商2,000万円以上を売り上げる
  • 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
  • 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破(現在は3万人以上)
  • 2023年に楽天市場「ショップ・オブ・ザ・マンス【都道府県賞】」を受賞
  • 2024年にラクマート史上初の「認定講師」7人のうちの1人に選ばれる
  • 楽天市場は出店8年目。2025年度は年商6,000万円、累計売上3億円を突破
  • ラクマートでの累計仕入れは6,000万円以上。最上位のV10会員
  • 紹介したラクマート利用者は1,400人以上。中国の工場・船便倉庫と1688本社も現地視察ずみ

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TAKAHIRO
自宅で妻と2人ネットショップを経営8年目 ・27歳まで社畜 ・現在の年商6000万 ・受賞歴:楽天市場月間優良ショップ ・通算売上4億円突破 ・好きなもの:ゼルダの伝説、ドラクエ、NBA

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