- 利益率ってどれくらい取ればいいんですか?
- 原価計算に何を含めればいいの?
こんな悩みを持つ方に向けて、今回は僕の経験をもとに「中国輸入ビジネスの利益率」について徹底解説します。
私自身、2018年に月収15万円の派遣社員から始めて、現在では年商4000万円以上のネットショップを運営しています。最初は何もわからず壁にぶつかりまくりましたが、だからこそ初心者の気持ちが痛いほど分かります。
この記事を読めば
- 中国輸入特有の見落としがちな費用がわかる
- 実際の利益計算方法を具体例で理解できる
- 失敗しない商品価格の決め方が身につく
それでは、「そもそも利益とは何か?」という基本的なところから解説していきましょう!再試行
長い記事になりますが、ぜひ最後までお付き合いください!

この記事の筆者プロフィール【ラクマート認定講師:TAKAHIRO】
- 2015年から3年間ネットショップに挑戦するも1円も稼げず、100万円以上の借金を負う
- 2018年に融資を受け、ネットショップ経営に独学で挑戦する
- 初年度から年商2000万円以上を売上げる
- 2022年に楽天市場「月間優良ショップ」を受賞
- 2022年に始めたYouTubeが1ヶ月で登録者1万人突破
- 2023年に楽天市場「ショップオブザマンス」を受賞
- 2024年にラクマート「認定講師」に選ばれる
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目次
そもそも利益とは何か?

利益とは事業を継続・成長させるための「核」です。
利益が十分に確保できなければ
- 集客や新商品開発(発売)などに投資できない(利益拡大)
- 設備投資に資金を使えない(業務効率)
- お客さまのアフターサービスが悪くなる(サービスの質)
など、負のループに陥ってしまいます。
物販では「売上」ではなく「利益」が大事!というのが僕の持論です。
資金の最大化が難しくなる

イメージしやすいように身近な例で説明します。
例えば、副業で10万円を元手にお洋服を販売したとします。
- 元金:10万円
- 仕入れ(60%):3.6万円(原価1200円のTシャツ×30点)
例1)30着完売した場合:
- 売上:6万円(販売額2000円×30点完売)
- 変動費:1.2万円(配送費&梱包資材200円+決済手数料&販売手数料200円×30件)
❶元金10万円-❸仕入れ3.6万円=❶元金6.4万円
❶元金6.4万円+❷売上6万円=❶元金12.4万円
❶元金12.4万円-❹変動費1.2万円=❶元金11.2万円
利益:1.2万円
と利益率20%ほどの場合、30点が完売しても元金があまり増えません。
例2)30点の内、5点(15%程)売れ残りや破損で返品があった場合は、
- 売上:5万円(販売額2000円×25点完売)
- 変動費:1万円(配送費&梱包資材200円+決済手数料&販売手数料200円×25件)
❶元金10万円-❸仕入れ3.6万円=❶元金6.4万円
❶元金6.4万円+❷売上5万円=❶元金11.4万円
❶元金11.4万円-❹変動費1万円=❶元金10.4万円
利益:0.4万円
利益率が低いと80%以上の商品を売っているにも関わらず、元手が増えないという事態になります。
この元手でさらに、新商品の仕入れなどで売上拡大を狙っていくのは、非常にリスクが高くなり、元手の10万円を最大化していく難易度がグッと上がります。
売上を上げるリスク

もう1点の利益率が低い場合のデメリットが、売上を上げなければ十分な利益を確保できないという点です。
なにを当たり前のことを言ってるんだ!と思うかもしれませんが、
- A社:売上100万円(注文件数100件)×利益率10%=10万円
- B社:売上100万円(注文件数100件)×利益率20%=20万円
とA社がB社と同じ利益率を上げるためには、「2倍」の注文件数が必要になります。
その他にも単純に「同じ利益額」を稼ぐのに、その分「元手資金」を多く使うから「リスク」が高くなります。
(例1)売上2000万円×利益率50%=利益1000万円
(例2)売上1億円×利益率10%=利益1000万円
「ぱっと見」(例2)の売上1億円の方が「凄そう」に見えるけど、実際凄いのは(例1)の売上2000万円の方。
「どれだけ売上を上げるか?」ではなく「どれだけ利益が残るか?」が重要なので、少ない売上で多くの利益を残している(例1)の方がビジネスとして優秀です。
簡単に言うと、同じ1000万円を稼ぐのに「例1=1000万円必要」なのに対し、「例2=8000万円必要」と考えるととんでもないリスクの「差」があることが分かります。
「為替変動」や「売残り」など、少しのトラブルで経営が簡単に崩れてしまう可能性が高いです。
それでいて、経営で予期せぬトラブルは必ず来る!!(笑)
さらに、売上件数増えるにつれ、
- 商品の返品・交換
- 商品の破損
- 売れ残り
- 商品管理
- 配送トラブル(送り先間違い、サイズ・色間違い)
などアクシデント率のコントロールが難しくなり、コストも増えていきます。
アクシデント数は、利益ではなく売上に比例し増加していきます。理由は、売上件数や仕事量が比例して増えていくからです。
最初のころはどれだけ売上をあげたか?に着目してしまいがちですが、利益に着目して経営していきましょう。
売上が多いと漠然と安心ができ、精神衛生面は健康に保てるし、自分が凄くなった(成長した)と実感が湧いてくるので気持のいいものではありますよね。
でもそこには注意して、売上ではなく利益を上げることに注力しましょう!
僕自身も2年目までは(つい最近)売上ばかり上げようと躍起になっていました。
利益が少ないとトラブル時の「対応力」が圧倒的に落ちるよね。利益(武器)がないから、打ち手が無いみたいな状況になる…
粗利益と限界利益ってなに?

粗利益と限界利益について説明します。
- 売上-商品原価(仕入れ)=粗利益
- 売上-(商品原価+変動費)=限界利益
- 売上-(商品原価+変動費+固定費)=営業利益
【変動費の例】 =販売数量に応じて変わる費用
広告費、配送費、梱包資材費、決済手数料、販売手数料、オプション費など
【固定費】 =販売数量に関係なくかかる費用
人件費、家賃など
少し難しいと思うので、以下の図をご覧ください。
売上 100%
├── 商品原価 30%
├── 変動費 20%
│ ├── 配送費
│ ├── 梱包材費
│ ├── 決済手数料
│ └── 販売手数料
├── 固定費 15%
│ ├── 人件費
│ └── 家賃
└── 営業利益 35%
僕自身、初心者セミナーに潜入した際、「今回は粗利益○○%で○○万円売上作った商品紹介します」と見かけましたが、「それって限界利益率何%?」と疑問に思うことがありました。
物販やネットショップ運営を始めたばかりの方は「粗利益=営業利益」と認識している人も多いと思います。
中国輸入ビジネスの主な費用項目と目安

利益率を正しく設定するには、「商品原価」をできるだけ正確に把握する必要があります。中国輸入ビジネスでは、国内仕入れには無い様々なコストが発生します。主な費用項目とその目安は以下の通りです。
商品代金(仕入れ値)

仕入れ先での商品そのものの価格です。中国のサイト上の価格(人民元)を円換算します。例えば20元の商品は為替レート×20元で日本円に換算します(レート例:1元=20円なら400円)。
商品代金は仕入れ原価の根幹で、取扱商品の個数や種類によって合計額が決まります。当然ながら為替レートの影響を大きく受ける点に注意しましょう(円安になると同じ元額でも円換算コスト増)。
中国国内送料

中国の仕入れ先(工場や店舗)から中国の代行業者の倉庫まで商品を送ってもらう送料です。距離や荷物の重量によって異なりますが、おおむね10~100元くらい、20~40元程度が多い印象です。
日本の感覚より非常に安く、数百円~数千円程度で済むことがほとんどです。この費用は商品代金とは別途発生しますので見落とさないようにしましょう。
国際送料(中国→日本の送料)

中国から日本まで商品を輸送する費用です。航空便と船便で大きく異なります。航空便の場合は重量制で1kgあたり15~25元(約300~500円)が平均的です。速いですが高コストになります。一方、船便は容積制で、到着に10~25日程度かかる代わりに航空便より安価に大量輸送できます。初心者で扱う少量輸送なら航空便利用が一般的でしょう。
なお、国際送料には通関後に税関から自宅(またはFBA倉庫等)への配達費も含まれることが多いです。代行業者や配送会社によりますが、別途日本国内の送料を支払わずに済むケースが基本です。
関税

輸入品に課せられる税金です。商品カテゴリー(品目)と課税価格によって税率が変わります。日本では、課税価格が20万円以下の場合「簡易関税率」という簡略化された税率が適用され、多くの品目が0~20%の範囲で定められています。
例えば衣類は一律10%、プラスチック製品は一律3%など比較的シンプルです。初心者が扱う少額輸入なら、まずこの簡易関税率で計算するとよいでしょう。
消費税(輸入消費税)

海外から商品を輸入する際、日本の消費税も課税されます。計算式は「(商品代金 + 送料 + 関税) × 消費税率」です。消費税率は通常10%ですが、簡易税率適用の小額輸入の場合は合計額に対し8%(内国消費税6.24%+地方消費税1.76%)になる特例があります。
初心者が扱う範囲では8%になるケースも多いですが、厳密に計算するのは難しい部分でもあるため、概算では10%で見積もっておけば大きなズレはありません。

詳しくは上記記事で詳しく解説しています!
代行手数料(買付代行費用)

中国輸入では多くの場合、現地に発注・検品・発送まで対応してくれる「輸入代行業者」を利用します。そのサービス利用料が代行手数料です。一般的に商品代金に対して3~8%程度が相場です。
たとえば代行業者「ラクマート」の場合、累計仕入額に応じてランクが上がり、手数料5%→4%→3%…と段階的に安くなるシステムです(一定額以上仕入れると月額固定プランで手数料0%にもできます)。代行手数料は商品代金部分のみに掛かり、国内・国際送料には掛からない点も覚えておきましょう。

詳しくは上記記事で詳しく解説しています!
検品費用・オプション費用

代行業者に追加の有料サービスを依頼した場合に発生する費用です。
例として、現地での検品代行、日本向けに梱包資材の入れ替え、タグ付け、FBA納品代行などがあります。それぞれ業者や内容によりますが、1商品あたり数十円~数百円のこともあれば、注文ごとに定額のこともあります。これらは利用した場合のみ原価に加算されます。
プラットフォーム販売手数料

仕入れた商品をどの販路で売るかによってかかる費用です。例えばAmazonで販売するなら、1商品ごとに販売手数料(カテゴリごとに8~15%程度)が発生します。また、FBA(Amazonの発送代行サービス)を使えば倉庫保管料や出荷作業手数料が掛かります。
メルカリやヤフオクなら販売手数料は10%前後です。楽天市場など独自ショップを持つなら月額出店料や決済手数料もかかります。
初心者の方はまず手軽なプラットフォームを利用することが多いと思いますので、その利用料(例:Amazon月額4,900円や販売手数料15%、メルカリ10%等)を忘れず原価に織り込んでください。
その他の費用

上記以外にも細かな費用が発生する場合があります。例えば決済手数料(代行業者への支払い時の振込手数料や為替手数料)や、輸入通関時の立替手数料(配送業者が関税等を立替えた際の手数料)があります。
国際配送業者によっては1件ごとに数百円~千円程度の手数料が請求されることがあります。また、商品をお客様に発送する際の梱包資材費や送料(出品者負担の場合)、売れ残った在庫の保管コストなども事業全体では考慮すべきコストです。
小さな額でも積み重なると利益を圧迫しますので、「その他経費」として余裕を持たせておくと安心です。
以上が主な費用項目です。ポイントは、販売価格から引かれる全てのコストを漏れなくリストアップすることです。その合計が「売上原価」(商品の仕入れにかかった総コスト)となります。
中国輸入では特に輸送費や関税など国内仕入れには無いコストが多いため、まずは何にいくらかかるのか一つ一つ把握しましょう。
まとめ

今回は「中国輸入ビジネス初心者向けの利益率の決め方と費用の基本」について解説してきました。振り返ってみましょう。
利益とは事業継続の核 – 売上ではなく利益が大事です
粗利益の最低ライン – 粗利益率40%、限界利益率25%が目安
中国輸入の平均利益率 – 約20~30%が相場
総原価に含むべき項目 – 商品代だけでなく、各種送料、手数料、関税、消費税などを忘れずに
- 為替レート変動によるコスト増
- 輸入消費税
- プラットフォーム手数料
- 送料の想定外の追加料金
- 返品・不良品のリスク
最初は計算が面倒に感じるかもしれませんが、Excelなどで計算シートを作っておけば、次回からは簡単に利益シミュレーションができるようになります。ぜひこの記事を参考に、健全な利益率を確保できるビジネスを構築してください!
皆さんの中国輸入ビジネスが、「売上ではなく利益」を重視した持続可能なものになることを願っています。
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この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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